大阪大学 レーザー科学研究所

ILEの研究RESEARCH

学術の大型計画マスタープラン

パワーレーザーインテグレーションによる新共創システム:J-EPoCH計画

経緯

  • マスタープラン2013における2つの提案を,1つに統合して,「パワーレーザーによる高エネルギー密度科学グランドアライアンス研究計画」を2017年に提案.
  • 2017年の提案をベースに,レーザー学会専門委員会による利用者の要求仕様の調査,コミュニティの意見の集約,要素技術の進展と体制強化を経て,「パワーレーザーインテグレーションによる新共創システム:J-EPoCH計画」の提案を進めている.
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“マスタープラン2017″からの進展

利用者の要求仕様の調査

レーザー学会「ハイパワーレーザーによる高エネルギー密度科学」調査専門委員会のもとで様々な分野からの要求仕様をまとめ,次期装置の仕様にフィードバック

コミュニティの意見の集約

  • パワーレーザーコミュニティ会議
  • 拡大核融合コミュニティ会議
  • 物性コミュニティ会議(2018.12.27)
  • 国内外の学会での議論
  • 各種フォーラム(学会・産業界)における議論

要素技術の進展と体制強化

  • ImPACT,未来社会創造などの事業支援のもとレーザー加速器(電子,イオン)の社会実装に向けた研究開発
  • JST-Astepによるレーザー駆動中性子源の社会実装に向けた研究開発
  • 光拠点事業,未来社会創造事業,産学コア技術事業による繰り返しパワーレーザーの実用化へ向けた研究開発
  • 産業界との連携(フォーラム活動)

2つの技術革新と3つの展開

パワーフォトニクスの2つの革新技術

パワーレーザー高繰り返し化技術とAI,IoT,ビッグデータを活用した多ビーム結合技術
プラズマデバイスによる多機能化技術

GeV電子ビームライン,THz波ビームライン,X線ビームライン,MeV-X線ビームライン,MeV陽子/イオンビームライン,偏極中性子ビームライン,>キロテスラパルス磁場

3つの展開

学術開発の加速

物理インフォマティクスと高繰り返しレーザー駆動多種ビームシステムによる学術開拓の加速: 高エネルギー密度科学(高強度場科学,レーザー宇宙物理学,超高圧物理他),レーザープロセス工学・材料工学,レーザー核融合科学(炉心プラズマ,核融合工学)

新学術の創成

真空量子光学,ニュウクレアフォトニクス,テラパスカル科学など

イノベーション創出

機能性材料創成,新物質材料創成(スーパーダイアモンド)・極限材料(核融合炉材料など)

コミュニティー会議及び広報活動

核融合ネットワーク会合にて報告(2018年10月2日)

2018年10月2日に核融合科学研究所において平成30年度第2回拡大核融合ネットワーク会合が開催されました。核融合に関連する学術研究の大型プロジェクトについての議論で、兒玉了祐所長より大型パワーレーザーによる新共創システムについて説明がなされ、参加者と意見交換を行いました。

ILE International Collaboration Meetingをベトナムにて開催(2018年11月14日)

2018年11月14日にベトナム・ハロン湾にてILE International Collaboration Meetingが開催されました。アジアを中心に10カ国から26人の材料・レーザー科学分野の研究者が参加し、大型レーザー装置を利用した研究に関して議論されました。次代の装置に世界から強い関心が向けられていることを実感し、大型レーザー装置及びレーザー科学研究所に対するご意見、次代の装置への要望・期待の言葉を多数頂戴しました。

レーザー核融合戦略会議にて報告(2018年11月27日)

2018年11月27日にレーザー科学研究所にて第一回レーザー核融合戦略会議全体会議が開催されました.
J-EPoCHレーザーが,核融合プラズマ研究を加速すると同時に,発電システムの統合にも資する可能性が説明され,議論が行われました.

パワーレーザー大型計画に関するコミュニティー会議(2018年11月28日)

2018年11月28日に奈良春日野国際フォーラムにおいて,日本のパワーレーザー大型計画に関するコミュニティ会議が開催されました.会議では大阪大学と量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所との共同でマスタープラン2020に提案予定のJ-EPoCHレーザーに関して,兒玉了祐所長よりその装置の概要と学術および産業への可能性が説明されました.また,河内哲也関西光科学研究所所長より高ピークパワーレーザーの研究展開に関する期待が述べられました.引き続き今後の議論の進め方に関して,参加者間で活発な意見交換が行われました.

在阪報道関係者と大阪大学との懇談会にてポスター発表(2018年12月4日)

2018年12月4日に大阪大学中之島キャンパスにて,在阪報道関係者と大阪大学との懇談会が開催されました.懇談会の中で,大阪大学の研究所・センターによるポスターセッションが設けられ,最近の研究成果の紹介と共に,次世代パワーレーザーに関する説明を行いました.

量研機構関西光科学研究所とレーザー科学研究所による意見交換会を開催(2019年1月9日)

マスタープラン2020の申請に向け,量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所と大阪大学レーザー科学研究所との意見交換会が開催されました.量研機構からは,河内所長,近藤部長,神門GL,桐山GL,板倉GL,錦野GL,越智研究企画室長代理が出席され,レーザー研からは,兒玉所長,山本副所長,中井部門長,猿倉部門長,千德部門長,吉村部門長,藤岡所長補佐,河仲教授,重森教授,清水助教が出席しました.次回は2月に開催されます.

レーザー学会にてシンポジウム「高平均出力レーザーの活躍する科学技術」を開催(2019年1月13日)

東海大学高輪キャンパスにて開催されたレーザー学会第39回年次大会にて,「高平均出力レーザーの活躍する科学技術」と題するシンポジウムが行われました.高平均出力パルスパワーレーザーに対する期待が活発に議論されました.

  1. 高平均出力レーザーが活躍する科学技術の未来=主旨説明= 藤岡慎介(大阪大学レーザー科学研究所)
  2. 高平均出力レーザーが作る先進光量子ビーム 神門正城(量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学研究部門 関西光科学研究所)
  3. 高平均出力レーザーで守る社会セキュリティー 大垣英明,全柄俊,早川岳人A,静間俊行A(京都大学,A量子科学研究開発機構)
  4. 高平均出力レーザーが支える次世代半導体デバイス 東口武史(宇都宮大学)
  5. 高平均出力レーザーに期待する核融合エネルギー開発 岡野邦彦(慶應義塾大学)
  6. 高平均出力レーザーが開くプラズマ科学 千德靖彦(大阪大学レーザー科学研究所)

シンポジウムの会場風景

神門正城氏による先進光量子ビームに関する講演

大垣英明先生による社会セキュリティーに関する講演

岡野邦彦先生による核融合エネルギー開発に関する講演

東口武史先生による次世代半導体デバイス製造に関する講演

千德靖彦先生によるプラズマ科学に関する講演

ハイパワーレーザーによる高エネルギー密度科学技術の展望(2019年1月23 & 24日)

2019年1月23日と24日に在アメリカ合衆国日本国大使館(23日)及びカーネギー国際平和基金会議場(24日)に日米の政府関係者及び学術関係者が集い,パワーレーザーによる高エネルギー密度科学技術の展望についてシンポジウムを開催いたしました.両国から合わせて60名以上の参加者があり,二日間にわたり,活発な議論が行われました.

物理学会にてシンポジウム「レーザープラズマX線源の物理と応用」を開催予定(2019年3月予定)

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