先端研究拠点事業 

−ナノカーボンテラヘルツ科学−

Nano Carbon Terahertz Science

学術的成果の見込み

a)カーボンナノチューブにおける一次元電子のテラヘルツ帯伝導ダイナミクスの解明

 シングルウォールカーボンナノチューブ(SWNT)を用いて、テラヘルツ帯の電子伝導機構、誘電物性などを、テラヘルツ時間領域分光法などにより明らかにし、高速電子デバイス材料としての基本パラメータを抽出することで、デバイス応用の可能性を露わにする。

b)カーボンナノチューブ・グラフェンにおけるコヒーレントフォノンダイナミクスの解明

ナノデバイスにおいて、インターフェイスにおける熱の伝導は極めて重要である。本研究で、テラヘルツ帯のコヒーレントフォノンの励起・観測を試み、フォノンダイナミクスを明らかにすることで、同材料の電子デバイス応用の可能性を明らかにする。

c)新規グラフェン合成法の開発とグラフェンにおける非線形テラヘルツ物性の発見と解明

 様々な手法によるグラフェンの大面積成長を試み、最適手法を明らかにする。また、開発された大面積グラフェンを用いて、テラヘルツ帯の物性と、高輝度テラヘルツ波により誘起される非線形効果を初めて明らかにする。

以上のように、本研究で得られる成果の学術的な意義は極めて大きい。




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