タイムテーブル

予定は今後予定なく変更される場合があります。

招待講演

毎年、講師の先生をお招きして最先端の研究や、基礎的な内容や普段接することのない分野の解説などを 行っていただいております。 講師は実行委員会よりお願いさせていただいており、 レーザー夏の学校で配布、回収させていただいておりますアンケートに ご希望される招待講師を記入いただければ、翌年以降の参考にさせていただきます。
講演時間:45分+質疑応答10分

東京大学 物性研究所 極限コヒーレント光科学研究センター 板谷 治郎 准教授
「高強度極短パルス光源とアト秒科学の現状」

2001年に最初のアト秒パルス発生の報告がなされて以降、高強度レーザーを用いた「アト秒科学」と呼ばれる光科学の一分野が急速に発展しました。現在、高安定で制御性の高い高強度チタンサファイアレーザーを用いて、極端紫外域(光子エネルギー200 eV以下)のアト秒パルスを高い繰り返し(典型的には、1 kHz程度)で発生できるようになっています。その結果、極端紫外域のアト秒パルス発生手法について、いくつかの手法が確立しました。また、アト秒精度の超高速計測手法に関しても、「アト秒ストリーク法」に代表される光の位相を利用した光電子計測や、孤立アト秒パルスを用いた時間分解吸収分光が実現し、その研究対象は気相の原子・分子から固体・凝縮系へと広がりつつあります。本講演では、アト秒科学の基礎的な概念と手法の解説から初めて、過去20年余りにおける高強度光源技術の進展とアト秒科学の現状、そして、次世代極短パルスレーザーによって拓かれる新しいアト秒科学の展望について紹介します。

名古屋大学大学院工学研究科電子工学専攻 西澤 典彦 教授
高機能超短パルスファイバレーザー光源の開発と応用」

超短パルスファイバレーザーは、小型・安定・持ち運びが可能で、電源さえあればどこでも使用できる実用性に優れた超短パルスレーザー光源である.その安定性や実用性の高さから,光周波数コムの主要な光源の役割を担い,またバイオメディカル等への応用も進められています。本講演では,最近の超短パルスファイバレーザーの進展から、光周波数コムやバイオイメージング技術の一つである高分解能OCTへの応用展開について、我々の成果を中心に紹介します。


国立研究開発法人産業技術総合研究所 先進レーザープロセスグループ 研究グループ長 奈良崎 愛子 様
「超短パルスレーザー加工の基礎と応用」

超短パルスレーザーは、従来のレーザー加工がもつ非接触で高速・高効率であるという特長に加え、材料への熱影響が小さく、非線形効果による微細化が期待できるなど、優れた微細加工手法として期待されています。実際に、これまで金属、半導体やガラス・セラミックスなど幅広い材料で、熱影響を低減した非熱的加工や、特徴的な表面周期構造(Laser-Induced Periodic Surface Structure, LIPSS)が報告されています。また、医療・バイオ分野においてもタンパク質のレーザー3Dプリンティングなど、オンリーワン技術として注目されています。本講演では、超短パルスレーザー加工の基礎とともに、その応用について紹介します。

大阪大学 接合科学研究所レーザプロセス学分野 佐藤 雄二 准教授
「高精度・高効率を実現するレーザー金属積層造形法の開発」

レーザー アディティブ マニュファクチャリング(Laser Additive Manufacturing: AM)は、3Dプリンタ技術の1つで熱源にレーザーを用いて金属粉末やワイヤを溶融・凝固して1層の皮膜を造り、これを3D CADの輪切りデータを基に、繰り返し積み上げて立体形状を形成する手法です。従来の切削加工や鋳造加工では実現できなかった形状を作製できるため近年、多くの分野でLAM技術の注目度が高まっています。LAMには、予め金属粉末を敷き均してからレーザーを照射する選択的レーザー溶融法(SLM法)と金属粉末あるいはワイヤ等で材料を供給しながらレーザーを照射するレーザーメタルデポジッション法(LMD法)の2種類あります。前者は、精細な造形が可能で造形精度が高いのが特徴で、後者は基材の制約が少ないこと、造形速度が速いという特徴があります。本講演では、これらのLAM技術の最新の研究を紹介します。
前回の招待講演

ポスター講演

ポスター講演は1日目と2日目に分かれ、1日目は学部4年と修士課程1年(博士前期課程1年)、2日目は修士課程2年(博士前期課程2年)と博士後期課程で行っていただきます。
発表時間:30分×2(1日あたり)
ベストポスター賞:参加者の投票で選ばれた優秀発表者には、賞状と記念品が贈られます。
      賞状:最優秀ポスター賞、優秀ポスター賞
      選出:B4、M1の中から2人、M2の中から2人、博士号の中から1人を選出いたします。
         ※過去、賞状を受賞された方でも受賞可能です。
ポスターサイズ:指定なし

なお、ポスター講演への参加は、

  • 修士以上:参加必須
  • 学部生:任意

でお願いいたします。


前回のポスター講演

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