フォトニック結晶ファイバーレーザーと多ビーム結合(>1kW)

炭素複合強化プラスチック CFRP は、ボーイング787にも使われている軽くて強い素材ですが、将来は自動車の燃費向上に役立つと期待されています。CFRP加工には kW級のレーザーが必要で、150Wのファイバーレーザーを12台製作し、それをあたかも1本のレーザーであるかのように動作させています。光の波は互いに強め合ったり弱め合ったりするので、複数のビームを1本にするには、互いの波を完全に一致させる必要があります。
 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プロジェクト (2010~2014)