白神宏之教授 最終講義

電気電子情報通信工学専攻 電気工学部門 光・量子システム研究領域教授・白神宏之先生は、令和4年3月31日をもって大阪大学を退職されることとなりました。ご退職にあたり、令和4年3月1日(火)13時より、大阪大学レーザー科学研究所大ホールにて、最終講義が行われました。コロナ禍のため対面での開催が危ぶまれましたが、皆様の御協力によって無事開催する事が出来ました。 会場が密にならないよう事前予約制となりましたが、ライブ配信と合わせて約100名の方が参加され、海外からの聴講もありました。最終講義に先立って、電気電子情報通信工学専攻 中田芳樹准教授の司会のもと、大阪大学レーザー科学研究所所長 兒玉了祐教授の挨拶、白神先生のご略歴の紹介、電気電子情報通信工学専攻 電気工学部門長 上田良夫教授の祝辞が述べられました。さらに海外から、Dr. Brian MacGowan (ローレンス・リバモア国立研究所)及びDr. Peter Herman (Univ. Toronto)らによるビデオメッセージが上映され、泉信彦様(ローレンス・リバモア国立研究所)からの電報も紹介されました。
「レーザー爆縮核融合研究に思うこと」と題された最終講義では、レーザー爆縮核融合との出会いと、現在の研究に至る経緯について詳しく述べられました。関係する方々と組織及び奥様への感謝が述べられ、大きな拍手をもって最終講義は締めくくりを迎えました。このあと、先生のご活躍に感謝の意を込め、白神先生と奥様に花束が贈られました。