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ごあいさつ

 ラテン語に「Philosophia」という言葉があります。直訳すると「知ることを愛する」という意味になり、英語のPhilosophyにあたります。江戸-明治の思想家、西周(にしあまね)はこれを「哲学」と訳しました。今日の日本で哲学というと、工学部の皆さんからは遠い存在と感じるかもしれません。しかし、「知っている」状態を「知らない」状態より良いこととする、あるいは、「より良く知りたい」という価値観を他のさまざまな価値観(面倒臭い、時間が無いetc.)よりも優先する、という姿勢こそが、我々にとってPhilosophiaの意味するところであると考えます。大学はこのPhilosophiaを実践できる場です。皆さんと一緒に学んでゆきたいと考えます。

 ニュークリアフォトニクスグループでは、高強度レーザーとプラズマの相互作用により発生する様々な現象を対象に、物理機構(その現象を支配する物理のしくみ)から工学的応用までを視野に入れた、幅広い研究活動を行っています。どんな研究をするのか、どの方向を追及するのかは、皆さん一人ひとりの個性が最もよく現れるところであると思います。これは小説家が自分の文体以外では小説が書けないのと同じです。自分にしか出来ない事だからこそ打ち込める。皆さんが個性を発揮した研究に邁進できる環境を、レーザー科学研究所は用意することができます。多くの皆さんの参画を希望します。

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News and Topics

2022.4.20 韋君の論文がAIP-Advances誌に掲載されました

2022.3.24 学位授与式が挙行されました

2022.3.23 韋 添允君が菅田-Cohen賞を受賞しました

2021.12.15 D1の藍沢塵君の論文が Plasma Physics and Controlled Fusion に掲載されました

2021.9.30 石氷河君、韋 添允君が修士課程(グローバルサイエンス・エンジニアリングコース)を卒業しました

2021.9.17 【プレスリリース】レーザー中性子・X線による同時瞬間撮影
       掲載誌 AppliedPhysicsExpress 編集委員会から"Spotlights2021"に選出されました

2021.8.1  D2の森隆人君の論文が Physical Review C に掲載されました

2021.6.7 国際会議 "3rd InternationalConferenceonNuclearPhotonics (NP2020)" が開催されました

2021.3.20 M2の藍沢塵君がレーザー学会学術講演会第42回年次大会「優秀論文発表賞」を受賞しました

2021.2.16 ゴロヴィン君の論文がJournal of Instrumentationに掲載されました

2020.12.22 国際会議NP2020オンラインの3rd Circularが発行されました

2020.11.30 【プレスリリース】原子炉や加速器不要のレーザーによる新方式「手のひらサイズ」の冷中性子源

2020.11.2 D1の森隆人君が日本物理学会・領域2「学生優秀発表賞」を受賞しました

2020.9.30  Golovin君が博士後期課程を卒業しました

2020.8.25  Golovin君、諸喜田君の論文がHigh Energy Density Pysics誌に掲載されました