活動日記

(報告) 韋君の論文がAIP-Advances誌に掲載されました
(日時) 2022年4月20日

D1の韋 添允君の論文がAIP-Advances誌に掲載されました。

"Non-destructive inspection of water or high-pressure hydrogen gas in metal pipes by the flash of neutrons and X-rays generated by laser"
Tianyun Wei, Akifumi Yogo, Takehito Hayakawa, Yasunobu Arikawa, Yuki Abe, Maiko Nakanishi, Seyed Reza Mirfayzi, Zechen Lan, Takato Mori, Kunioki Mima, Shinsuke Fujioka, Masakatsu Murakami, Mitsuo Nakai, Hiroaki Nishimura, Satyabrata Kar, Ryosuke Kodama
AIP Advances 12(4), 045220 (2022)
https://doi.org/10.1063/5.0088997
DOI: 10.1063/5.0088997

本論文はオープンアクセスです。どなたでも無料でダウンロードしていただけます。

おめでとうございます!

(報告) 学位授与式が挙行されました
(日時) 2022年3月24日

令和3年度学位授与式が挙行され、M2の田邊君、平松君、B4の巽が卒業しました。
田邊君、平松君は就職、巽君、博士前期課程へ進学します。

おめでとうございます!

 

 

(報告) D1の韋 添允君が、菅田-Cohen賞を受賞しました
(日時) 2022年3月23日

D1の韋 添允君が、菅田-Cohen賞を受賞しました。

本賞は、大阪大学大学院工学研究科の電気系各コース毎に1名または修了者数の4%程度を上限に、優秀な学修成績と研究成果を修めた学生へ贈呈されます。

おめでとうございます!




(報告)D1の藍沢塵君の論文が Plasma Physics and Controlled Fusion に掲載されました
(日時)2021年12月15日

D1の藍沢塵君の論文が Plasma Physics and Controlled Fusion に掲載されました。レーザー中性子源に関する論文です。

おめでとうございます!

"Exploring nuclear photonics with a laser driven neutron source"

Zechen Lan and Akifumi Yogo
Plasma Physics and Controlled Fusion, Volume 64, Number 2, 024001 (2021)
DOI: https://doi.org/10.1088/1361-6587/ac38b3

URL: https://iopscience.iop.org/article/10.1088/1361-6587/ac38b3


(報告)石氷河君、韋 添允君が修士課程(グローバルサイエンス・エンジニアリングコース)を卒業しました
(日時)2021年9月30日

M2の石氷河君と韋 添允君が修士課程(グローバルサイエンス・エンジニアリングコース)を卒業しました。

おめでとうございます!

韋君は博士課程に進学します。石君は卒業後、母国で就職します。

 



【プレスリリース】レーザー中性子・X線による同時瞬間撮影
(日時)2021年9月17日 

レーザー中性子とX線を同時に使用して透過撮影する成果が、Applied Physics Express誌に掲載され、編集委員会より”Spotlights2021”に選出されました。

大阪大学レーザー科学研究所の余語覚文准教授らの研究チームは、レーザー の光を使って、中性子と X 線を同時に生成し対象物質を瞬間撮影する技術開発を行いました。中性子を撮影に使うためには、中性子の数をあまり減らさずに中性子のエネルギーを下げる必要があります。そのための装置を開発しました。この装置の試験のため、カドミニウムを含む充電池 ニッカド電池 、カドミニウムを含まない充電池(ニッケル水素電池)、炭化ホウ素 粉末を容器に入れたもの の 3 種類の試料を撮影しました。 X 線と中性子の画像の分析から、 3 種類の試料を識別できることを示しました。

本成果によって、これまで容易ではなかった中性子とX 線の同時撮影を10万分の 1 秒の短い時間で可能としました。金属配管の中の水・油の流れを可視化して、インフラの老朽化検査を行ったり、水素エンジンや水素燃料電池といったカーボンニュートラルに必須となる水素の動的なメカニズムの解明などの開発・性能向上・信頼性評価に使うことが可能になります。

タイトル:“Single shot radiography by a bright source of laser driven thermal neutrons and xrays
著者名:A. Yogo, S. R. Mirfayzi, Y. Arikawa, Y. Abe, T. Wei, T. Mori, Z. Lan, Y. Hoonoki,D. Golovin, K. Koga, Y. Suzuki, M. Kanasaki, S. Fujioka, M. Nakai, T. Hayakawa, K. Mima,H. NH. Nishimura, S. Kar, and R. Kodamaishimura, S. Kar, and R. Kodama
DOI:https://doi.org/10.35848/1882-0786/ac2212

本研究は、大阪大学レーザー科学研究所 の大出力レーザー「 LFEX 」を用いた成果であり、大阪大学、 神戸大学、量子科学技術研究開発機構、 福井工業大学、 英国のクィーンズ・ベルファスト大学、インペリアル・カレッジ・ロンドンからなる国際 共同研究として、 科学技術振興機構( JST 研究成果最適展開支援プログラム A STEP「コンパクト中性子源とその産業応用に向けた基盤技術の構築」( 2015 2019 年度) 、 日本学術振興会・科学研究費補助金 25420911, 26246043 、および大阪大学レーザー 科学研究所 ・共同利用研究 など の支援のもと実施されました。



(報告)森隆人君の論文が Physical Review C に掲載されました
(日時)2021年8月1日

D2の森隆人君の論文が、核物理学を対象とした米国の科学雑誌 Physical Review C に掲載されました。

"Direct evaluation of high neutron density environment using (n,2n) reaction induced by laser-driven neutron source"

Takato Mori, Akifumi Yogo, Takehito Hayakawa, Seyed R. Mirfayzi, Zechen Lan, Yuki Abe, Yasunobu Arikawa, Daniil Golovin, Tianyun Wei, Yuki Honoki, Mitsuo Nakai, Kunioki Mima, Hiroaki Nishimura, Shinsuke Fujioka, and Ryosuke Kodama
Phys. Rev. C 104, 015808 – Published 30 July 2021
DOI: 10.1103/PhysRevC.104.015808

URL:https://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevC.104.015808

プラズマ物理と核物理の融合を目指すニュークリアフォトニクスにとって、重要な第1歩です。

おめでとうございます!


(報告)学位授与式が挙行されました。
(日時)2021年3月24日

令和2年度学位授与式が挙行され、M2の石本君、藍君、B4の中西さんが卒業しました。
コロナ禍のため規模を縮小して、各コースごとの開催でした。
石本君は就職、藍君、中西さんはそれぞれ博士後期・前期課程へ進学です。

おめでとうございます!

 


(報告)ゴロヴィン君が博士号を修得しました
(日時)2021年3月24日

ダニール・ゴロヴィン君が工学研究科・電気電子情報工学専攻から、博士(工学)の学位を授与されました。
博士論文の題目は"Laser-driven magnetic reconnection and its prospects for novel ion acceleration source"です。

おめでとうございます!

 

(イベント)M2の藍沢塵君がレーザー学会学術講演会第42回年次大会「優秀論文発表賞」を受賞しました
(日時)2021年3月20日

M2の藍沢塵君がレーザー学会学術講演会第42回年次大会「優秀論文発表賞」を受賞しました。
講演題目"Laser-driven epithermal neutron source for neutron resonance diagnosis"
詳細はレーザー学会のページに掲載されています。

おめでとうございます!


(報告)ゴロヴィン君の論文がJournal of Instrumentation誌に掲載されました
(日時)2021年2月19日

ゴロヴィン君の論文がJournal of Instrumentation誌に掲載されました。おめでとうございます!

Calibration of imaging plates sensitivity to high energy photons and ions for laser-plasma interaction sources
D.O. Golovin, S.R. Mirfayzi, S. Shokita, Y. Abe, Z. Lan, Y. Arikawa, A. Morace, T.A. Pikuz and A. Yogo

Published 19 February 2021
Journal of Instrumentation, Volume 16, February 2021
doi.org/10.1088/17480221/16/02/T02005


(告知)国際会議NP2020オンラインの3rd Circularが発行されました。
(日時)2020年12月22日

COVID-19により延期されていた国際会議 Nuclear Photonics 2020 (NP2020)を、2021年6月7日よりオンライン開催します。

申し込み方法などを記載した3rd Circularが発行されました。是非ご覧ください。

 


(イベント)【プレスリリース】原子炉や加速器不要のレーザーによる新方式「手のひらサイズ」の冷中性子源
(日時)2020年11月30日

世界で初めてレーザーで冷中性子を発生した成果を、プレスリリースしました。

https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2020/20201130_1

大阪大学レーザー科学研究所の セイエッ ド ・ レザ ・ マーファジ特任助教(現インペリアル ・ カレッジ ・ ロンドン助教) 、 余語 覚文 准教授 、核融合科学研究所の 岩本 晃史 准教授 らの研究チームは、 レーザーを使った新しい方式で、 エネルギーの低い中性子=冷中性子(れいちゅうせいし) を発生す ることに成功しました。 冷中性子は粒子と波の両方の性質を持ち、 X 線では得られない深部や 、水素などの 軽元素の情報を計測することができます。これまで、冷中性子を得るためには、 原子炉 や加速器 が必要でした。 本研究では、冷中性子源を「手のひらサイズ」で実現 し ました。 また、冷中性子 を短い 時間幅 で発生できるため 、 タンパク質分子が動いて物質(水素など)を運ぶ時間 (1 万分の 1 秒以下) を瞬間的に計測できる、新しい手法につながります。

本研究は、大阪大学レーザー科学研究所 のレーザー施設「 LFEX 」を使用した成果であり、 大阪大学レーザー科学研究所 、 核融合科学研究所、光産業創成大学院大学、英国 の クィーンズ ・ ベルファスト大学、ラザフォード ・ アップルトン研究所、インペリアル ・ カレッジ ・ ロンドン からなる 国際 共同 チームで実施されました。 本研究成果は 、英国 スプリンガー・ネイチャー 社の科学誌「 Scientific Reports 」に、 11 月 19 日(木)に公開されました。

論文はオープンアクセス(無料)です。下記リンクよりダウンロードしてください。

https://www.nature.com/articles/s41598-020-77086-y


(イベント)D1の森隆人君が日本物理学会・領域2「学生優秀発表賞」を受賞しました
(日時)2020年11月2日

D1の森隆人君が日本物理学会・領域2「学生優秀発表賞」を受賞しました。
講演題目「レーザー駆動中性子源の宇宙核物理学への応用 -低エネルギー中性子数の評価-」
受賞内容は日本物理学会のページに紹介されています。
おめでとうございます!


(イベント)国際コースD3のGolovin君が博士後期課程を卒業しました
(日時)2020年9月30日

D3のGolovin君が博士後期課程を卒業しました。10月からは社会人として来年3月の博士号修得を目指します。おめでとうございます!



(報告) Golovin君、諸喜田君の論文がHigh Energy Density Pysics誌に掲載されました
(日時)2020年8月25日

D3のGolovin君とM2(当時)の諸喜田君の論文が、High Energy Density Physics誌に掲載されました。おめでとうございます!

"Enhancement of ion energy and flux by the influence of magnetic reconnection in foam targets"

Daniil O. Golovin, Seyed R. Mirfayzi, Yan Jun Gu, Yuki Abe, Yuki Honoki, Takato Mori, Hideo Nagatomo, Kazuki Okamoto, Satoru Shokita, Kohei Yamanoi, Yasunobu Arikawa, Georg Korn, Tatiana A. Pikuz, Shinsuke Fujioka, Ryosuke Kodama,Sergey V. Bulanov, Akifumi Yogo
High Energy Density Physics 36 (2020) 100840
https://doi.org/10.1016/j.hedp.2020.100840

"Observation of MeV-energy ions from the interaction of over picosecond laser pulses with near-critical density foam targets"

Satoru Shokita, Akifumi Yogo, Seyed R. Mirfayzi, Yuki Honoki, Daniil Golovin,Takashi Ishimoto, Zechen Lan, Kazuki Matsuo, Takato Mori, Kazuki Okamoto,Hideo Nagatomo, Hiroaki Nishimura, Yasuhiko Sentoku, Kohei Yamanoi, Ryosuke Kodama
High Energy Density Physics 36 (2020) 100821
https://doi.org/10.1016/j.hedp.2020.100821

 

(イベント) 令和元年度学位記授与式
(日時)2020年3月25日

大阪城ホールでの卒業式と阪急ホテルでの祝賀会は中止になってしまいましたが、学位記授与式は各コースごとに挙行されました。

M2の諸喜田君、朴木君は就職、森君とB4の田邊君は進学です。

お世話になったレーザーの前での記念撮影です。

 

(イベント) 物理学会シンポジウム「小型中性子源が拓く新領域」
(日時)2019年9月15日
(報告者)森隆人

先週9月12日、岐阜大学で開催された日本物理学会2019年秋季大会(物性)のなかで、共催シンポジウム「小型中性子源が拓く新領域」に参加しました。このシンポジウムでは、レーザーや加速器を用いた中性子発生とその応用研究に関わる研究者が集い、議論が行われました。講演は阪大レーザー研、理化学研究所、光産業創成大学院大学、そして量子科学技術研究開発機構の研究者により行われ、内容は中性子による橋梁の非破壊検査やラジオグラフィなどの工学的応用から、宇宙核物理学という理学的な応用まで多岐にわたりました。工学的応用は建築物の崩落事故を未然に防ぎたい!!というモチベーション下で、情熱をもって研究されているんだな、というのが伝わってきました。そして宇宙核物理に関しては現在の私の研究テーマでもあるので、新しい手法を聞いて「面白そうだな、やってみたいな」という気持ちが湧いてきました。
私もレーザー光核科学(Nuclear Photonics)に関わる者として、その可能性となぜ今その研究をするのかという意味を、発信してゆきたいと思います。


(告知)国際会議 Nuclear Photonics 2020 を開催します。
(日時)2019年6月13日
(報告者)余語覚文

2020年6月1日から5日までの日程で、国際会議"Nuclear Photonics 2020 (NP2020)"を倉敷で開催します。

NP2020はパワーレーザー、高エネルギー密度科学、レーザー加速、核物理学、宇宙物理学、
加速器工学などの分野が一堂に会する新しい分野融合型の国際会議です。第1回がアメリカ、
第2回がルーマニアで開催され、今回が3回目、アジアで初の開催となります。

主催はレーザー科学研究所と核物理研究センターです。余語が Local Chairを務めます。

ファーストサーキュラーを発行しました。リンクからご覧ください。会議HPは目下準備中です。

多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。

(追記)
会議ウェブサイトが公開され、参加登録を開始しました。

http://www.photon.osaka-u.ac.jp/NP2020Kurashiki/index.html

 

 

(イベント)Golovin君が市民講座で発表
(日時)2019年3月21日
(報告者)田中のぞみ

小野原西にある箕面市国際交流協会(Mafga)のインターンによる
留学生に聞く!〜大学での学びと生活とのつながり〜
というイベントに参加しました。

箕面市は阪大と近いにもかかわらず、阪大吹田キャンパス内に世界でも数少ない、最大級の高強度大型レーザーがあること、それを使って最新の研究(核融合など)を行なっていることが殆ど知られていない。という導入から、一般向けに核融合やレーザーをわかりやすく説明していました。後半は、研究の世界の国際性や課題点、他国の研究業界との比較に触れていました。
聴きに来た市民の皆さんからは沢山質問が飛び交いました。
「そのレーザーを見に行きたい!」「学校では取り上げないから、小中学生の子どもにもこういう分野を紹介してあげたい」という声がいくつかあり、いちょう祭の一般公開を、近隣3市の各種交流会館や図書館、小中学校にもっとお知らせすると良いと思いました。
研究業界での女性比率は、例えばITER参加国はどのような感じか?日本は他の国と比較してどう感じるか?という質問に対しては、自身の無意識のバイアスを例に、各国のアファーマティブアクションを紹介していました。
また、原発と比較して放射性廃棄物がどのような感じなのか。という質問もありました。ダニールは上手に正確に説明、回答できていましたが、その質問を聞いて、市民にとっては学生でもその業界を代表する研究者であるということに気がつきました。そのため、どの程度どのようなリスクがあり、原発とはどのように異なり、リスクを最小限にするためにどのような研究活動が続けられているかを、正しく 説明できる知識と訓練が必要だと感じました。

また、日本語が母語でないダニールが、そに外国語である日本語で、研究内容を含むストーリーをオリジナルで作り、完成度高く発表していたことが印象的でした。


(イベント)西村先生のお誕生日
(日時)2018年1月24日
(報告者)B4 朴木


2018年が明けまして初めてとなる記事は、とてもおめでたいものになりました。

1月24日は西村先生のお誕生日です!
皆でお祝いをしようとバースデーケーキを用意しました。
何気ないふりをしながら、皆で食事をするいつも通りの昼休み。
用意していたケーキをサプライズで登場させると、先生はとても喜んでくださいました。

 

 

 

 

 

 

ケーキを前に満面の笑みがこぼれてしまうボス

こちらは先生から頂いたコメントです。

「サプライズ! 研究室の学生全員に誕生日のお祝いをしてもらいました。本年3月末で退職するので新しい研究室ができることになりますが、楽しい思い出となりました。ケーキもうまかった。小野原のケーキ屋さんだそうです。ありがとう」

喜んでいただいて何よりでございます。ちなみにこのケーキ屋さんは某チーズケーキ有名店ではありませんが、小野原東の街角にある確かな人気店で、当日お誕生日の方の名前を店先に出してお祝いしてくれるユニークなお店です!もちろん先生もお祝いしていただきました。

もちろんお名前は一番上です



 

 

 

 

 

それでは最後に、集合写真を載せてこの記事の締めくくりとさせていただきます。遅くなりましたが、皆様今年も宜しくお願い申し上げます。

 

(日時)2017年11月8日
(報告者)B4 朴木


PRグループよりyoutuberが誕生しました。
SATORUさん(現M1 諸喜田智さん)です。

彼は10月より1年間、ニュージーランドに留学しています。
前々から志はあったけれど、海外留学の情報が少なく不安だったというSATORUさんは、同じように留学に不安を持つ方達のために、ニュージーランド留学の実際の様子を動画として配信してくださっています。

SATORUさん公式チャンネル "MY NewZealand SATORU"
https://www.youtube.com/channel/UCQ9QcL2_y8A3At8j1V6Yrow


PRグループ一同、毎日更新を楽しみにしています。このページをご覧になった皆さんも、ぜひチャンネル登録をお願いします!!


(イベント)吹田祭
(日時)2017年10月27日
(報告者)B4 朴木

空は雲ひとつなく澄み渡りすっかり秋の様相を呈しています。
読書に興じるもよし、天高く馬肥ゆる程に食欲も増してくるそんな秋ですが、研究に勤しむ日々の中、スポーツだってしたくなります。
というわけで、今年も吹田祭に参加しました!
気になる結果ですが…

なんとなんと…

バドミントン  優勝いたしました!!

喜びに浸るPRグループ一同

表彰状を掲げて満足気な岡本さん

喜びもひとしおな初勝利


そして卓球では、メンバーのほとんどが未経験者でしたが、サークル経験者相手に健闘し、ベスト8まで勝ち残りました!

闘志あふれる卓球メンバー一同

試合中急にイップスになりスマッシュが打てない和田さん

私たちPRグループは少人数で構成されています(少数精鋭とでもいいましょうか)。
他の研究室のように持ち駒が豊富でないので、一つの競技に得意な人達を揃えることが難しいという一面はあります。
それでもこの好成績は、吹田祭に全力を尽くした情熱的な先輩達の実力はもちろん、先輩後輩の垣根なく互いを助け合い高めあっていけるPRグループの良さがしっかりと出た結果だと思います。
皆さん、お疲れ様でした。

以上、代替わりをいたしましたB4朴木より報告させていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。

(イベント)ILE-CLPU共同研究の打ち合わせ@CLPU
(日時)2017年5月17-21日


西村先生、余語先生、有川先生がサラマンカ(スペイン)にあるCLPU(Center for pulse laser) 、ILE-CLPU共同研究の打ち合わせを目的として出張しました。その際、研究所長の手配で、サラマンカTV局の取材を受けたため紹介させて頂きます。下記URLから動画を視聴できるのでぜひ見てみてください。

http://www.lagacetadesalamanca.es/salamanca/2017/05/19/investigadores-japon-interesan-centro-laser-salamanca/205741.html


ナレーションはスペイン語ですが、内容は西村先生のコメントとのLuis Roso/CLPU所長のコメント、メッセージを翻訳したものです。(現地での議論の結果を踏まえて)解説すると、

「日本では、レーザー駆動中性子の発生と応用に関する研究事業が開始されている。大阪大学には世界性高性能のレーザー装置があるが、2時間に1ショットしかデータを得ることができないので、実用化を目指した研究には限界がある。しかし、このCLPUには、10Hz繰り返しの10TW, 100TW, そして1PWのレーザーがあるので、これらを使って中性子発生に関するスケーリングを明らかにすることができる。このため、日西共同研究の提案を行う為に日本からやってきた」(西村)

「CLPUとしては、高出力レーザービームのみならず、近い将来、科学研究や産業応用に向けて中性子ビームも発生、供給する計画である。大阪大学はこれらの分野の世界的牽引者である。このため、日本との協力はCLPUの将来計画実現へ向けた流れを加速するのに好都合であり、是非とも長期的な協力関係を構築したいと考えている」(Roso)

CLPUはサラマンカ大学に帰属していますが、阪大レーザー研がそうであるように、学内研究者を特別優遇することはなく、広く開かれた研究センターを目指しているようです。サラマンカ大学は、800年以上も前に創設された欧州最古の大学の一つです。イタリア/ボローニャ大学、フランス/ソルボンヌ大学、スペイン/サラマンカ大学、イギリス/オックスフォード大学、同/ケンブリッジ大学が、この順番で創設されたそうです。ちなみに、これらの大学=神学校でした。日本には特別な思いを抱いているとのことで、サラマンカ大学には日本語を専攻する学科もあり、日本人と日本文化に造詣が深いようです。Rosoセンター長の奥さんは「楽焼き」の趣味があるそうです。

http://www.lagacetadesalamanca.es/salamanca/2017/05/19/investigadores-japon-interesan-centro-laser-salamanca/205741.html


(イベント)PRグループ新歓ホームパーティ@西村先生宅
(日時)2017年4月29日
(報告者)M2 和田

 新年度を迎えましたが相も変わらず和田が報告させていただきます。お付き合いください。

今年度も新しく2名のメンバーを迎えることができたため恒例の西村先生宅での新入生歓迎会が開催されました。

毎年、西村先生の奥様が豪華な料理を用意してくださるこのパーティですが今年のメインは何と言っても鯛一枚を丸々使ったこちらの料理。味も縁起も大変良い一品でした。鯛の塩釜焼き 食事以外にもフットサルやトランプで遊んだり、ギターを弾いたり皆で歌ったり…非常に楽しい一日でした。M2の私としてはもうこのホームパーティに来ることがないと思うと少し切ない気持ちになります。

最後に新メンバー2人にコメントを頂いたので、これまた縁起物の筍を持っている写真と紹介したいと思います。ちなみにおせちなどで食べられる筍ですが、成長が早い筍のように子供がすくすく育つことや、天に向かって伸びる様から立身出世を願って食べられるようです。また、その成長する様子を家の繁栄に例えたという説もあるようなので2人と共に西村研を盛り上げていけたらと思います。

Gloving君 「Пожалуй, это была одна из самых веселых вечеринок, которые сутрайвали преподаватели на моей памяти. Надеюсь, что у нас получиться работать вместе и дальше.」(Gloving君はロシア出身のため↑のコメントもロシア語担っております。ぜひ読んでみてください。どうしても読めない方のために↓に訳を掲載します。訳:すごく楽しかったです。先輩たちは皆優しくて、雰囲気も良かったです。これからみんなと一緒に頑張りたいです。)

朴木君 「美味しい料理とみなさんの笑顔に囲まれて、とても楽しいパーティでした。研究室のみなさんはとても優しくて、ここで研究していくことへのやる気も漲ってきました。よろしくお願いします!」

(イベント)中国実験日誌
(日時)2016年10月23日-10月30日
(報告者)B4 諸喜田

10月23日から30日までの一週間、余語先生、ターゲットグループの山ノ井先生と一緒に共同実験のために北京に行ってきました。4回生で海外実験を行うことはあまりないそうですが、今回、西村先生の力添えがあり、貴重な経験をすることができました。ありがとうございました。
 僕らが訪れたのは、中国科学院(chinese academy of science,通称CAS)という中国トップの研究施設です。

 

写真1:中国科学院物理研究所(参照http://news.kedo.gov.cn/feature/idea/748704.shtml)


 かつてPRグループに所属していたZhangさんがここで准教授をしていて、彼の研究室のレーザーを使用して、僕らは実験を行いました。大学の教室にすっぽり埋まるくらいの大きさのレーザー発生装置から、直径1mくらいのチャンバー内においてあるターゲットにレーザーを照射してその時の反応を観測しました。


写真2;実験風景、真ん中にあるのが真空チャンバー


 長時間にわたる実験でしたが、ZhangさんとCASの学生が協力してくださって、十分な実験データを得ることができました。中国の学生は、非常に積極的で優秀です。中には、14歳で大学に入学して、現在19歳で修士1年という天才少女の姿もありました。熱心に実験に取り組む彼らの姿を見て、僕も頑張らなければいけないなと感じました。

 最終日は時間に余裕があったので、北京市内の観光をしました。天安門や紫禁城を訪れて、中国4000年の歴史を少しだけ感じることができました。


写真3:天安門と私


 初日にZhangさんに北京料理をご馳走になりました。北京ダック、紹興酒などを堪能しました。Zhangさんありがとうございました。


写真4:中華料理を楽しむ様子(左から余語先生、Zhang先生、山ノ井先生)