核融合はどこまで来よりましてん?


世界各国において、磁気閉じ込め方式と慣性閉じ込め方式による
核融合の研究が着々と進展してきました。最近では、さらに大きな
装置を使った実験が計画されています。


磁気閉じ込め

原子を長い時間閉じ込めることがミソとなります。
核融合発電所をつくるためには、さらに装置を大きくして
長い時間、効率的に閉じ込めることが必要となります。

はじめの頃は、0.1秒程度の時間しか閉じ込めることが
できませんでしたが、現在は数10秒にまで来ています。


慣性閉じ込め

高い密度を達成することがキーポイントとなります。
燃料にあてるレーザーの本数を増やして強力にし、性能を向上し、
燃料の玉を、今よりさらに小さく圧縮する必要があります。

以前は、燃料を小さく圧縮するのが困難でしたが、現在、
太陽の中心部のような、高い密度と高い温度を達成できる
ところまで来ました。


最後に「核融合のこれからの問題は何なん?」で締めくくり!

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