JSPS研究拠点形成事業:パワーレーザーの国際連衡による超域プラズマ科学の国際研究拠点

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参加報告:国際会議OPIC

パシフィコ横浜国際会議場で開催されたJapan-ELI workshop [2023/4/17] 及びOptics and Photonics International Congress (OPIC) [2023/4/18 – 2023/4/21]で開催したHigh Energy Density Science (HEDS) に参加及び発表を行った。HEDSはJSPS先端拠点形成事業のキックオフシンポジウムを兼ねた。ELIにおける1 PW及び10 PWレーザーを使ったプロトン加速実験、米国National Ignition Facilityにおけるレーザー核融合実験、フランスにおけるプロトン-ボロン核融合反応に関する研究について、様々な情報交換を行い、今後の事業展開に資する情報を得ることができた。(大阪大学レーザー研究科・藤岡慎介)

令和5年4月17日〜21日の期間でパシフィコ横浜にて開催された国際会議「OPIC横浜会議」に出席しHEDSのセッションを中心とした高エネルギー密度物理の研究領域における情報収集を行なった。(大阪大学レーザー研究科・村上匡且)

パシフィコ横浜国際会議場で開催された国際会議に出席した。4月17日はapan-ELI workshopに参加。日本とチェコ・ハンガリー・ルーマニアとのハイパワーレーザーに関する今後の協力推進に関し議論を進めることが出来た。4月18日から19日はOptics and Photonics International Congress (OPIC) の元開催されたHigh Energy Density Science (HEDS) 及びThe 12th Advanced Lasers and Photon Sources Conference (ALPS2023)に参加し参加研究者らと打合せ・情報収集を行った。また有料講演「フォトニック結晶レーザー」に出席し、野田進先生の公演を聴講した。(大阪大学レーザー研究科・余語覚文)

パシフィコ横浜にて開催されたOPIE’23にて展示ブースを設け、パワーレーザーDXプラットホーム事業の広報活動を行った。
また19日にはパワーレーザーDXシンポジウムを開催し、プロジェクトの紹介及び国内5施設の実施機関の紹介を行い、利用者への情報提供を行うと共に関連研究者と打合せ・情報収集を行った。(大阪大学レーザー研究科・LAW KING FAI FARLEY)

2023 年 4 ⽉ 17~21 ⽇にパシフィコ横浜にて開催された国際会議 OPIC2023 の HEDS2023に参加し、4 ⽉ 18 ⽇に⾃⾝の研究内容を「Electron-positron pair creation by linear BreitWheeler process in ultra-short petawatt laser-plasma interaction」というタイトルで⼝頭発表した。出張者の研究に関連する発表を視聴し、⾃⾝の発表内容に精通するカリフォルニア⼤学サンディエゴ校の Alexey Arefiev 准教授と今後の研究展開について情報交換した。(大阪大学レーザー科学研究所・杉本馨)

4月19日より21日にかけ、OPICのHEDS会議を聴講するために横浜に出張を行った。20日は現在こちらで取り組んでいるナノ構造体とパワーレーザーとの相互作用に関し、他機関での研究成果を聞き、議論を行い、今後の実験計画の参考とした。21日午前は同様にレーザー核融合関係の発表を聞き、発表者らと議論を行い、今後の研究計画の参考とした。また午後にはパワーレーザーによる高輝度短波長線生成に関するセッションを聞き、同様に今後の実験計画の参考とした。またその合間にOPIEに参加し、今後研究で必要となる実験器具などについて業者と綿密な打ち合わせを行った。(大阪大学工学研究科・羽原英明)

横浜市パシフィコ横浜で開催されたHEDS2023に参加し,”Experimental studies of fast-ignition scheme toward high-gain with high efficiency “という題目にて発表を行った.発表では研究題目に関する意見交換を行うことができた.関連する講演を聴講し,今後の研究展開に生かせる貴重な情報を多数得ることができた。(大阪大学理学研究科・瀧澤龍之介)

During the OPIC conference, I have made a poster presentation with title of Laboratory Measurement of L-Shell Opacity with High-Intensity Laser, reported the previous work and the future plan towards the measurement of plasma’s L-shell opacity. OPIC is a good opportunity for learning, discussion and learning other researchers’ work. I hope there will be more opportunities like this in the further. (大阪大学理学研究科・敦近原)

OPIC2023のHEDS2023においてポスター発表を行なった.タイトルは”Statistical analysis of electron flux characteristics generated by kinetic laser absorption processes”で,非相対論的強度レーザーとプラズマとの相互作用における高エネルギー電子発生機構について発表した.広島大学やロチェスター大学,NIF等国内外の様々な研究者と議論し,特にレーザー電場存在下での電子の分布関数に関して有意義な意見をもらえた.(大阪大学理学研究科・高木悠司)

19日に「Structural property and electronic structure of liquid methane under high density conditions」の題名でポスター発表を行った。コンピュータシミュレーションに関する議論を行った。また、タイムキーパーや写真を撮ったりと会議の運営を行った。(大阪大学工学研究科・村山大輔)

スター発表を行いました。海外の研究者からの貴重な質問などをいただきました。また、HEDSのさまざまな分野の発表を聞き、勉強になりました。(大阪大学工学研究科・政岡豪流)

OPIC-HEDS2023会議に参加し、「Polarimetry of the second harmonics generated from laser-cluster interactions in the relativistic regime」と題する最新の研究成果について、口頭発表を行った。あわせて、関連する分野の多くの研究者と最新の研究動向について意見交換を行うことができ、大変有意義な出張であった。(QST関西研・福田祐仁)

OPICのHEDS会議に参加させていただき、HZDR及びICLとの自身の共同実験結果を発表するとともに、他の研究所で行われている最新の研究結果についての発表を聞くことができ、また、会議に参加していた関連する研究者と情報交換を行うことができ、大変有意義であった。(QST関西研・西内満美子)

2023年4月17日にPacifico Yokohamaで開催された、Japan-ELI Joint Workshop on Collaboration in High Power Laser Science and Technologyに参加し、「High field science at KPSI-QST – laser acceleration and coherent x-ray generation–」の発表を行った。会議では、ELIの3カ国(チェコ、ハンガリー、ルーマニア)と日本の高出力レーザーに関する施設の紹介、将来計画、それらを用いたレーザー加速や、原子核実験、などの紹介があった。私は、量研関西研における高強度場科学の例として、レーザーの集光性能とコントラスト比の改善が重要であること、およびそれらを用いたイオン加速、電子加速、コヒーレントXUV発生実験を紹介した。また、ELI ERIC、日本側研究者と今後の共同研究について、予算の獲得など、議論を行い有益な情報交換ができ、今後の研究協力の発展が期待できる結果となった。(QST関西研・神門正城)

横浜で開催された先進的レーザーとその応用に関する国際会議(OPIC 2023)に出席し、招待講演として研究成果を発表するとともに、運営員会での議論に参加し座長を努めた。また、学会、委員会などに参加している研究者と本研究成果や、高強度レーザ。開発及び応用研究に関して議論を行うと共に、今後の研究活動に有用な情報収集を行った。最新の研究動向や各国の研究者との意見交換、及び技術開発の現状を把握することができた。今後、当研究所で実施している研究開発の遂行に活かしていきたい。(QST関西研・桐山博光)

I am writing to provide a report on my recent trip to attend the High Energy Density Sciences (HEDS) 2023 conference held in Yokohama from April 17th to April 21st, 2023. During the conference, I had the opportunity to present a poster titled “Characterization of gold 2.5-3 KeV X-ray spectrum in ion acceleration experiment with plasma mirror system.” This presentation allowed me to showcase our latest research findings and gather valuable feedback from experts in the field. The HEDS 2023 conference featured numerous presentations and discussions from scholars both from Japan and abroad, including Germany and France. Through these interactions, I gained invaluable insights and was able to establish connections with professionals in the field of high energy density science. The conference provided an excellent platform for exchanging ideas and sharing our research progress with the global scientific community. In addition to the poster presentation, I attended various sessions and workshops that were relevant to our research interests. These sessions provided me with a deeper understanding of the latest developments in high energy density sciences and will undoubtedly contribute to the advancement of our research projects. Overall, the High Energy Density Sciences 2023 conference was a valuable experience, and I am grateful for the opportunity to represent our organization and present our research. I look forward to applying the knowledge gained from this trip to our ongoing and future projects, as well as sharing these insights with our team.(QST関西研・Liu Chang)

OPIC2023の専門会議HEDS2023に参加し、”Magnetic Field Effects on Ignition and Burn Dynamics of Fast Ignition Target”についてPoster発表するとともに、本拠点形成事業に係る関連発表や参加者と議論を行い、情報収集を行った。(広島大学・城﨑知至)

4/17~21の間に開催されたOPIC2023に4/18-21の期間参加し、研究成果の発表およびセミナーに参加した。
成果の発表では、HEDS2023にて招待講演、ALPS2023にてポスター発表を行った。両発表とも、今後の研究に活かせる有意義な議論ができる場となった。(宇都宮大学・森田大樹)

パシフィコ横浜にて開催された国際学会OPIC2023に出席しポスター発表を行いました。これが初めての学会ということもありポスター発表を行う際にはかなりの緊張感がありました。前半は各国の研究者による口頭発表を聴講し、最先端のレーザー研究について学びました。ポスター発表では、1時間半という限られた時間ではありましたが、日本だけではなく、海外のレーザー研究者からの貴重な意見を頂くことができたので、今後の研究開発に活かしていきたいと思います。(同志社大学・赤井仁)

ー横浜で開催された国際会議(OPIC 2023)に出席し、最新の研究成果や今後の活動予定などをポスター作成した。また我々の研究に関する意見交換を参加者と行い、我々の研究内容を各国に発信する事が出来た。更に各国の研究者の講演を聞いたり、対面で意見交換を行う事で、他の研究内容や最新の研究成果などの情報を取り入れた。国際会議で得たこれらの経験を今後の研究に生かせるように日々の研究に励んでいきたい。(同志社大学・上野雄平)

  

  

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