JSPS研究拠点形成事業:パワーレーザーの国際連衡による超域プラズマ科学の国際研究拠点

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参加報告:HEDLA-2024 in Florida, USA(理化学研究所・水田 晃)

5/20-24に開催された第14回”High Energy Density Laboratory Astrophysics (HEDLA)”に本拠点事業からサポートして頂き参加してきました。

主催者によると北米、ヨーロッパ、アジアから合計113人の参加登録があったということです。
この会議はレーザー実験室宇宙物理といテーマで2年に一度開催され、既に4半世紀以上のにもわたって開催されており、今回は主催のフロリダ大学のあるタラハシー市にあるホテルの会議室を借りて開催され、ホテルの最上階のホールが会場となっており、コーヒーブレイクでは、テラスで気持ちいいほどの青空とまぶしい陽射しを感じながら参加者らとの議論が弾んでいました。

テラスでのコーヒーブレイク

若手の参加者も多く、私が院生の頃に取り組んでいた宇宙ジェットの模擬実験を含めジェット現象に関する講演が複数あり、また、レーザープラズマのオプションを加えたシミュレーションコード(FLASH)を使ったシミュレーション解析の話が多く聞かれ、広く使われているようになってきているのが印象的でした。
私は、”Numerical Analysis of the Evolution of Kelvin Helmholtz Instabilities and Vortices Generation Associated with Collisionless Shock Experiments”というタイトルで阪大工の蔵満さんらとのレーザー実験に関するシミュレーションによる解析に関して口頭発表をしました。その他にも本事業を含めて多くの日本からの参加者による口頭講演、ポスター講演がありました。

 

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