JSPS研究拠点形成事業:パワーレーザーの国際連衡による超域プラズマ科学の国際研究拠点

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出張報告:ローレンス・リバモア国立研究所(大阪大学・中西悠輔)

7月29日から8月2日にかけてLawrence Livermore National Laboratory(LLNL)のJupiter Laser facilityでの実験に参加しました。主に、スタンフォード大学の片桐さんの高エントロピー合金の超高圧実験のお手伝いと、僕の隕石物質の超高圧実験を行いました。自分ができるベストを尽くし、良好なデータが得られたと思います。

7月31日には、LLNLにある世界最大のレーザー施設NIFの見学ツアーに参加することができました。前日にNIFで実験があった影響で、チャンバーを見ることはできませんでしたが、Laser BAYを見て、NIFの壮大さを体感することができました。ツアーガイドの人の英語は半分も分かりませんでしたが、とにかく凄いということだけは分かりました。

夜にはJon EggertやIvan Oleynik、Marius Millot等、ショック分野の有名人が集った飲み会に参加しました。僕は英語が全然話せなかったので、彼らとは二言三言交わすだけに留まりましたが、Amyとはなんとかたくさん話すことができました。英語さえ話せれば、彼らに研究のことについて話せたのですが、そこだけは非常に心残りです。

実験終わりに20オンスの肉を完食しました。胃袋だけはアメリカでも通用することを見せつけることができました。

実験が早く終わった影響で時間があいたので、ホテルからヒンドゥーの寺院まで散歩しに行きました。途中でカリフォルニアの街並みを眺めることができました。

初めてのアメリカ生活で、不安と緊張がかなり大きかったですが、一緒に実験をしていたスタンフォード大学のAnirudhのサポートもあり、非常に刺激的で楽しいアメリカ生活になりました。彼とはまたどこかの実験で会う機会があると思うので、それまでに英語をしっかり練習しておこうと思います。

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