JSPS研究拠点形成事業:パワーレーザーの国際連衡による超域プラズマ科学の国際研究拠点

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出張報告:ルーマニアELI-NP研究所①(大阪大学・民井淳)

‘ルーマニアELI-NP研究所にて超高エネルギー宇宙線の光核反応研究に関するデータ解析と今後の計画を議論‘

(大阪大学核物理研究センター・民井 淳)

超高エネルギー宇宙線の光核反応研究を調べる実験研究(PANDORAプロジェクト)をルーマニアELI-NP研究所との共同研究にて進めています。2026年1月13日から16日の期間、大学院学生の鈴木佑生丸とともにELI-NP研究所に滞在しました。現地には到着前に寒波が来たようで、市街地・研究所ともに積雪の風景が広がっていました。現地ではDimiter Balabanski 氏、Pär-Anders Söderström氏、Asli Kusoglu 氏、学生のGavrilescu Andreea氏、Daniel-Grigore Chelarus氏らと研究プロジェクトに関する議論を進めました。

2025年10-11月に大阪大学核物理研究センターのサイクロトロン施設の陽子ビームを用いて行った、第2回目のPANDORAプロジェクト実験のデータの状況に関して整理するとともに、2023年に取得した第1回目の10B,11B核を標的とするデータのGavrilescu氏、Chelarus氏による解析状況の報告を受け、今後の解析方針に関して議論しました。プロジェクトの最初の論文出版にむけて、2026年4月に大阪にてリモート参加を含めたハイブリッド方式でのワークショップを開催予定です。また、今後核物理研究センターに提出する予定の課題申請、および鈴木が継続滞在して実験準備作業に参画する予定の核分裂からの放出中性子相関実験の概要と物理について議論を行いました。

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