出張報告:MECMATPLA ③(福井大学・早川萌詩)
2026年3月、フランスにおいてLULIでの研究交流およびApollonの施設見学を行った後、Montgenèvreで開催された国際ウィンタースクールMECMATPLA 2026に参加しました。
LULIでは、一緒に見学に参加した方の発表をきっかけとして、受け入れてくださった現地の研究者の方から、発表で用いられていた磁場計測用の偏光カメラを来年度の実験で使用したいという話があり、今後の実験参加につながる約束が生まれました。その様子を見て、研究者同士のつながりがこのように広がっていくのだと実感しました。写真1は、研究交流の際の議論の様子です。また、Apollonの見学では、高強度レーザー施設の整備状況や実験環境を直接知ることができ、海外研究施設を具体的にイメージする貴重な機会となりました。
- LULIにおける研究交流
ウィンタースクールでは、特にイオン加速に関する講義が印象に残りました。私は普段、主にレーザーを用いたイオン加速に関わる内容に触れていますが、講義を通して、それ以外にもさまざまなイオン加速の方式があり、それぞれ異なる原理や装置によって研究が進められていることを知りました。自分がこれまで触れてきた内容を、より広い研究分野の中で位置づけて考えることができた点は、大きな学びでした。また、写真2はウィンタースクールでのポスター発表の様子であり、国際的な場で自分の研究について説明し、議論する貴重な経験となりました。
また、ポスター発表では、装置がどのように配置されているのかを質問されました。ポスターに図は載せていましたが、その構成を立体的にわかりやすく説明することの難しさを実感しました。この経験を通して、自分の研究内容や装置構成をより明確に伝える力を、今後さらに高めていきたいと感じました。
さらに、滞在中にはルームメイトであったドイツの学生と英語で会話する機会があり、実際にやり取りできたことは自分にとって大きな経験となりました。これまで強かった英語への苦手意識も、以前より少し和らいだように感じています。
- MECMATPLA2026でのポスター発表
今回の研究訪問およびウィンタースクール参加は、研究分野に関する知識を広げるだけでなく、国際的な研究交流や今後の研究活動について考えるうえでも、非常に有意義な経験となりました。今後は、この経験を研究活動や国際的な場での発信に活かしていきたいです。
(福井大学大学院 工学研究科・早川萌詩)


