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ある大学院生の一日
ある大学生の一日

連絡先

〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2-6
TEL 06-0879-8777
FAX 06-6877-4799

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・大阪大学
・レーザーエネルギー学研
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・電気電子情報工学専攻


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研究施設


概略


レーザー研に所属し大型レーザー装置を使用した研究を実施することは、大阪大学の学生だからこその貴重な体験です。
レーザープラズマ研究ではシミュレーションを用いた解析も重要です。シミュレーションを流すための高性能計算機も用意され、教育講習を受けた後、自由に利用することが出来ます。



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Ⅰ.激光XII号レーザー


国内では唯一、世界でも有数の大型レーザー装置です。
実験を行う真空チャンバーを二つ有し、球対称照射と全ビーム一方向照射の実験が選択できるユニークな特徴を持っています。
我々の研究室では激光XII号レーザーに関する豊富な経験を有しており、核融合研究、X線発生研究、宇宙物理研究などで成果を挙げています。

XII

       激光XII号レーザー     球対称照射用真空チャンバー   

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Ⅱ.LFEXレーザー装置


最新のレーザー装置で、世界最大の明るさを持ち、高速点火レーザー核融合の研究にとって強力な武器です。
このレーザーを用いた新しい科学研究が幕を開けようとしています。

LFEX


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Ⅲ.EUVデータベースレーザー施設


上記二つのレーザーに比べると非常に小さいレーザー装置ですが、それでも他の研究室ではめったに見かけられないほど充実した実験施設です。
レーザーエネルギー学研究センターの所有物ですが、我々の研究室が管理・運用を一括して実施しています。小回りが利き、年中自由に利用することが出来ます。
レーザーを用いた極端外光源開発のために設置された装置で、最近ではX線発生やプラズマ計測装置の開発・調整にも活用されています。

DB1


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Ⅳ.高性能計算機


レーザーで生成したプラズマは、非常に小さく、アッという間に消えてしまうため、その詳細を知るためには、高速で解像度の良い計測器が必要です。加えて、プラズマ中では多数の複雑な現象が絡み合って発生しているため、レーザープラズマの真実を実験事実だけから知ることは困難です。
コンピューターシミュレーションは、実験だけでは分からない様々な現象を理解したり、実験デザインを行う上で重要な道具です。



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研究環境

概要


本研究室の職員と学生は大阪大学レーザーエネルギー学研究センターに所属します。
学生は所属する学部や研究科での教育、生活、就職支援に加えて、レーザー研での教育・生活支援を受けることが出来ます。机、椅子、パソコン、実験に必要な各種機器、研究活動に必要なものは全て用意しています。



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Ⅰ.居室


居室は研究生活の拠点であり、昼間の大半を居室で過ごします。
学生一人あたり、少なくとも一台の机と一脚の椅子を用意しています。
教科書や文献資料を保管するための棚も用意しています。
今やパソコンはデータ処理や情報収集にとって必須の道具です。ノートパソコン(一部デスクトップ)を少なくとも一人一台提供しています。オペレーションシステムはMac OSです。
研究に必要な文具類(鉛筆、ノート、テープなど)も研究費で購入し提供します。

研究室の風景。一人当たりに与えられたスペースはゆったり
床にカーペットを敷き詰め研究室をキレイにしました

kyositu
毎日夜2時に居室をきれいに掃除してくれるお掃除ロボットです♪


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Ⅱ.グループミーティング


二週間に一回のペースでグループミーティングを行っています。グループメンバーが全員集まり、各人の研究の進捗状況の報告が行われます。
報告に基づき、これまでの研究成果に対する評価や今後の展開について議論が交わされます。
また論文紹介や学会前の発表練習などもグループミーティング内で行っています。



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Ⅲ.各種講習会


安全に研究活動を行えるように、レーザー研では安全教育を定期的に実施しています。
ネットワークや大型計算機に関する講習会も定期的に実施され自由に参加出来ます。
またレーザーやプラズマに関する基礎知識を習得するための新人講習会が年度初めに実施されています。



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Ⅳ.全体会議・研究報告会


レーザー研では二ヶ月に一回、センター内の全てのメンバーを対象とした全体会議が行われます。全体会議では、センター運営に関わる最近の動向や、センターで得られた研究成果のトピックスなどが紹介されます。
毎週金曜日午前には、研究報告会が実施されています。センター内のグループ(研究室)が持ち回りで担当しており、各グループの研究成果が報告されます。優れた研究成果が出た場合、学生に発表を依頼することもあります。



実験後のデータ検討会


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Ⅴ.コロキウム


国内外の優れた研究者を定期的に招待し、最新の研究成果についての講演を依頼しています。
英語による講演も少なくありません。
論文を読むだけでは分からない、研究のエッセンスを知ることができる貴重な機会となっています。



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Ⅵ.プロジェクト研究会合


レーザー研では、研究室・グループの垣根を越えた研究活動が行われています。
研究プロジェクト毎に勉強会や定例会議が行われ、学生もプロジェクト推進の一員として会議に参加し、プロジェクト研究の状況を知ることが出来ます。



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Ⅶ.学会


研究成果は外部に対して発表し、評価を受けることが必要です。
我々にとって、もっとも身近な発表機会が学会です。修士学生は最低でも在籍中に一回、出来れば一年に一回以上、学会で発表することを求めています。
主な参加学会は、「日本物理学会」「応用物理学会」「プラズマ核融合学会」「レーザー学会」です。
大変優れた成果が得られた場合には、国際会議で発表することを推奨しています。
学会参加に必要な費用は研究費でサポートしますが、それに頼ること無く、学生自身が積極的に外部資金を獲得することを要請しています。

gakkaiNBA
(左)ちょっと昔の国際会議発表風景。まだOHPを使っていた頃。
(右)最終日の夜(もちろん会議終了後)はNBAを見に行ったりもします。

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Ⅷ.各種イベント


レーザー研の公式行事として、お花見(4月上旬)、ボーリング大会(6月又は7月)、ビアパーティー(7月又は8月)、忘年会(12月)、新年会(1月)、送別会(3月上旬)が行われています。研究室単位でのコンパや歓送迎会も活発に行われています。
有志による非公式・不定期の飲み会や旅行なども企画されており、学部学科の枠と年齢を越えた多彩な交流が行われています。


西村さん宅でのホームパーティーにて



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ある大学院生の一日

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ある大学生の一日

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