近年のレーザー技術は進歩が著しく、また多様な科学・産業分野で役立っています。PLPグループでは、レーザーを構成する増幅器やビーム結合技術及びビーム整形などの時空間光分布制御を開発し、従来に無いレーザーを作り上げる研究を行っています。また、開発したレーザーを基礎研究(光制御、宇宙物理、高輝度X線源)や応用(ナノテクノロジー・プラズモニクス・高付加価値レーザー加工)へ結びつけるための研究を行っています。
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時空間領域で精密制御が可能な光源システムの構築 |
レーザーの光構造を空間光変調器とフーリエ光学系で精密制御し、時空間領域を自在に制御する光源を構築します。 |
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干渉を用いた超配列2D・3D光構造の形成 |
産業応用のために開発した フォトニック結晶ファイバーレーザーです。炭素複合強化プラスチックCFRP は、ボーイング787にも使われている軽くて強い素材ですが、将来は自動車の燃費向上に役立つと期待されています。CFRP加工用のkW級レーザーを開発しています。 |
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空間光変調器と4f光学系を用いた超高精度ビーム整形 |
レーザー光を時空間領域で精密に制御する技術を開発しています。これによりあらゆるレーザー装置の能力を極限まで引き出し、基礎化学から実用研究まで幅広く応用します。 |
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超短パルスレーザー加工によるナノマテリアル創製とプラズモニクス応用 |
超短パルスレーザーのナノ加工能力・可干渉性・局在熱プロセス等を用いて、トップダウン型のナノマテリアル創製を行い、ナノテクノロジーやプラズモニクス分野に新しい展開をもたらしています。 |
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世界最大の高ピーク出力レーザーの開発 |
世界最高出力である10ペタワット(ペタは1015 )レーザーを開発しています。また、シミュレーション等を用い高繰り返し・高出力レーザーを開発しています。 |
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