(会議)春季 第65回日本物理学会年次大会
(出張場所)岡山大学津島キャンパス
(報告者)藤井 雄太
(同伴者)西村 博明、藤岡 慎介、植田 達、大平 真司
(出張期間)2010年3月20日~23日

(出張概要)春季 第65回日本物理学会年次大会が岡山県の岡山大学で3月20日から23日にかけて開催されました。今回私は初めて口頭発表をしましたが、質問されたことに十分答えることができず、さらに精進して研究を行っていく必要を感じました。発表終了後、いろいろな方とお話しすると、今後の研究課題などいろいろと知ることができ、学会に参加する大切さがわかりました。発表終了後もいろいろと発表を聞きましたが、1つの学会でこんなに多くのセッションがあると、どこを見に行けば良いか迷ってばかりでした。




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(左)会場の岡山大学
(右)講演風景


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(会議)春季 第57回応用物理学会学術講演会
(出張場所)神奈川県 東海大学
(報告者)松岡 祐司
(同伴者)西村 博明
(出張期間)2010年3月17日~20日

(出張概要)春季 第57回応用物理学会学術講演会が神奈川県の東海大学で3月17日から20日にかけて行われました。私の発表では参考になる質問を頂き、今後の検討課題を明らかにする事が出来ました。「レーザー駆動単色量子ビーム発生物理とその応用のフロンティア」のシンポジウムではLFEXレーザーやテラヘルツ発生の話など非常に刺激を受けました。写真は展示会の様子です。様々な企業が実験・分析機器の展示をしており興味深いものばかりで見ていて飽きませんでした。


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展示会の様子


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(会議)Japan - U.S. Workshop on Fast-Ignition Laser Fusion(高速点火レーザー核融合に関する日米ワークショップ)及び8th International Conference on High Energy Density Laboratory Astrophysics(高エネルギー密度実験室天文学に関する国際会議)
(出張場所)米国カルフォルニア州サンディエゴ市(前半)及びロサンゼルス市(後半)
(報告者)藤岡 慎介
(出張期間)2010年3月10日~19日

(出張概要)3月10日から12日までは、米国カルフォルニア州のサンディエゴ市にあるGeneral Atomics社で開催された「高速点火レーザー核融合に関する日米ワークショップ」に参加しました。日本からは大阪大学レーザー研及び工学部の教員、研究者、学生が参加し、米国側からはGeneral Atomics社、ローレンスリバモア国立研究所、カルフォルニア大学などから研究者、学生が集まりました。
 ワークショップの目的は、各国の進捗を知ることに加え、日米間での研究協力、役割分担について議論することです。日本には必要な装置が揃っているため、高速点火方式で実際に核融合反応を起こす統合実験の実施とその解析に秀でており、一方、米国は小回りの利く高出力レーザー装置と同時に、核融合燃料の高密度圧縮に適した巨大レーザーを有しており、核融合燃料の加熱機構の解明や高密度圧縮に必要な流体物理の研究に秀でています。お互いの得意を生かしながら、協力することが確認され、今年の8月頃からスタートする統合実験では米国側が作成したターゲットや計測器を阪大での実験に導入することなどが検討されました。
 3月13日にロサンゼルス市のパセデナ地区に移動しました。移動日が土日だったため、パセデナ地区の繁華街や美術館の散策を楽しみました。3月15日からはカルフォルニア工科大学で開催された「高エネルギー密度実験室天文学に関する国際会議」に参加しました。口頭発表は全て招待講演で、朝7:30から夕方6:20までみっちりプログラムが詰め込まれています。天文学のチュートリアル的な講演に加え、天文学者がプラズマ研究者に調べて欲しいこと、プラズマ研究者が発見し天文学への影響を調べて欲しいことなど、異なる研究者が相互に意見を言い合います。私は光電離プラズマの分光診断の成果について招待講演を行い、天文学者に対して疑問を投げかけてきました。
 会議の合間に、ローレンスリバモア研究所とネバダ大学の研究者を交えて、私がローレンスリバモア研究所に今年度申請している共同研究の計画や技術的な課題について議論を行いました。
 パセデナ地区は非常に治安が良く、深夜でも観光者や地元の若者達がうろうろしています。ボリュームあるラザニアやステーキなど、アメリカらしい食事も楽しむことができました。


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(左)日米ワークショップの風景
(右)共同研究に関する打ち合わせ風景


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(会議)レーザー学会学術講演会第30回年次大会
(出張場所)千里中央 千里ライフサイエンスセンター
(報告者)松岡 祐司
(同伴者)藤岡 慎介
(出張期間)2010年2月2日~4日

(出張概要)レーザー学会学術講演会第30回年次大会が大阪の千里中央で2月日から2月4日にかけて行われました。今回はレーザー誕生50周年記念という事でローレンスリバモア国立研究所の方のNIFについての講演がありました。私は残念ながらレーザー学会の受付をしており聞くことはできませんでした。またレーザー学会というだけあってレーザー研の方々の姿をあちこちで見かけました。発表内容はレーザーの開発から応用まで様々で、これからのますますのレーザー発展の可能性を感じました。



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(左)講演会の様子
(右)2月3日に行われた懇親会


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(会議)高速度イメージングとフォトニクスに関する総合シンポジウム2009
(出張場所)大阪大学吹田キャンパス銀杏会館
(報告者)大平 真司
(発表者)藤岡 慎介、植田 達、松岡 祐司、大平 真司
(出張期間)2009年12月10日~12日

(出張概要)12月10日から12日までの三日間阪大吹田キャンパスの銀杏会館で「高速度イメージングとフォトニクスに関する総合シンポジウム2009」が開催されました。この会議では異分野の方々の発表を聴け、またロシアからMikhai Ya. SCHELEV先生をお招きして特別講演をしていただくなど、学外の会議に初めて出席した私にとっては非常に刺激的なシンポジウムでした。今回のシンポジウムでは発表形式に口頭発表とポスター発表の二種類あり、先輩たちは口頭発表を、私はポスター発表をしました。今回が初めてだったのもあり、相手に自分の意図を伝える難しさを痛感しました。ただ、自分の行っている研究について興味を持っていただいたり、熱心に聞いていただけたりしたことは今回のシンポジウムに参加してよかったと思えたことでした。また、11日の夜の懇親会では他大学の学生の方とも話せて、充実した3日間を過ごすことが出来ました。  最後になりましたが、今回のシンポジウムで私の指導教官である藤岡助教が若手研究員に贈られるHigh Speed Imaging Junior Researcher Awardを受賞しました。右下の写真はその時の受賞者の方々の集合写真です。



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(左)ポスターセッションの様子
(右)賞を受賞した藤岡助教(左から二人目)


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(会議)第26回プラズマ・核融合学会年会
(出張場所)京都市国際交流会館
(報告者)植田 達
(同伴者)西村 博明、藤岡 慎介
(出張期間)2009年12月1日

(出張概要)第26回プラズマ・核融合学会年会が京都市国際交流会館で行われました。国際交流会館というだけあり会場は大きく、聴講者も多かったため良い経験になりました。しかし、質疑応答では十分な対応ができず、反省点の残る会議となりました。
 発表の後、阪大レーザー研の坂和先生が主催された「世界のレーザー核融合の現状」と題されたインフォーマルミーティングに参加しました。ミーティングでは、“レーザー核融合の現状と将来計画”や“大型レーザー施設を使った応用研究と夢”について代表者から話がありました。インフォーマルミーティング特有の少しくだけた雰囲気もあり、楽しく拝聴出来ました。
 会議後には、数人の研究者の方たちと食事へ行きましたが、ここでもレーザー核融合の現状や課題について熱く議論がなされ、大変刺激を受けました。

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講演の様子


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(会議)The 16th International Symposium on Laser Spectroscopy
(出張場所)韓国 大田市 韓国原子力研究所
(報告者)藤岡 慎介
(出張期間)2009年11月10日 ~ 11月14日

(出張概要)韓国大田市の韓国原子力研究所にて開催された標題シンポジウムに招待されました。大田市は温泉街として古くから知られた町ですが、近年は韓国を代表する学術研究都市として注目されています。シンポジウムには日本、米国、欧州から多数の研究者が招待され、韓国の学生や若い研究者が聴講に訪れていました。シンポジウムで扱われたテーマは、レーザーを使ったプラズマ研究(我々のグループの専門)、X線レーザーの発生、テラヘルツ波の発生、アト秒(10^(-18)秒)のレーザーパルス発生とその応用、レーザー化学などです。
  今回特に印象に残ったのは、海外(特に米国)の大学で博士号を取得した若い韓国人研究者の活躍です。彼らは韓国に帰って来て、ソウル大学や韓国科学技術院で新しい研究室を立ち上げています。今回の発表では米国で得た研究成果が大半を占めていましたが、近いうちに韓国にて得た成果が発表されると期待されます。韓国では海外留学が盛んで、国内の大学の空洞化が起こっていると向こうの研究者から聞きました。優秀な後進研究者を国内で育成することが課題であり、若い彼らにはその使命が科せられています。日本は母国語で高度な科学教育・人材育成が可能な数少ない国です。このご時世、このような素晴らしい環境が末永く維持されることを強く願わずにはいられません。

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レーザープラズマ分野の招待者集合写真


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(会議)イエナ大学理学部宇宙物理学部/光学・量子エレクトロニクス研究所を訪問して
(出張場所)ドイツ テューリンゲン州 イエナ
(報告者)西村 博明
(出張期間)2009年10月中旬

(出張概要)平成21年10月中旬、上記研究所を訪問する機会を得たので、垣間見た高出力レーザーとこれを用いたプラズマ物理研究に関する現状を報告したい。イエナ大学・光学・量子エレクトロニクス研究所では、LD励起高平均出力レーザーPOLARISの開発や、超短パルスレーザー駆動X線を用いた材料のパンプ・アンド・プローブ研究を実施している。写真3は、少し離れた建家に設置されたPOLARISレーザーの最終段増幅器である。このレーザーは増幅器全段がLD励起であることを特徴としており、パルスの尖塔値はペタワットに達する。プラズマチェンバーは放射線遮蔽を兼ねて地下に置かれ、電子加速ならびにガン治療の粒子線開発の研究を併行して行っている。イエナ大学では、カール・ツアイスやイエナ・オプティック社の支援を背景に、高速点火核融合や高エネルギー密度状態、超高強度場の科学を開拓しようというプロジェクトのパートナーとして主に高平均出力レーザー技術の開発に力を入れており、今後の展開には益々目を離すことができない。



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(左)イエナ大学理学部の入り口にて。右からI.ウッシュマン博士、E.フェルスター教授、筆者。
(右)カール・ツアイス・イエナの社屋に隣接するプラネタリウム・シアター

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写真3:組み立て途上のPOLARIS最終段増幅器の前で


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(会議)日本物理学会2009年秋期大会
(出張場所)熊本大学
(報告者)田辺 稔
(出張期間)2009年9月26日– 2009年9月27日

(出張概要)日本物理学会2009年秋期大会が、熊本大学黒髪キャンパスで開催されました。物理学会は年に二回、春と秋に開催されますが、いずれもスーツでは無く楽な格好をした参加者が目立ちます。しかし、 学会会場では、それぞれの研究に対する活発な討論がされます。私も27日の朝9:15から発表を行いこれからの研究を進める上で重要な研究討論をすることができました。熊本には大きな城があるということで、熊本城を行きました。入館料500円で天守閣等を観ることができました。


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(左)物理学会 at 熊本大学
(右)熊本城


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(会議)The Fifth International Conference on Intelligent Information Hiding and Multimedia Signal Processing
(出張場所)京都市メルパルク京都
(報告者)藤岡 慎介
(同伴者)植田 達
(出張期間)2009年9月14日

(出張概要)国際情報通信学会が開催する国際会議がJR京都駅前のメルパルク京都で開催されました。この国際会議にてモMultimedia Processing for Plasma Diagnostics(プラズマ計測のためのマルチメディア情報処理)モと題した招待セッションを主催し、その中で8件の講演を行いました。微小で高速な現象を扱うプラズマ計測では、計測器自身の性能向上と共に、最先端の情報処理技術の助けを借りることが有効と考えています。我々のグループでは知的情報処理を専門とする立命館大学、琉球大学の先生らと協力して、情報処理を生かした新しいプラズマ診断技術の開発を行っています。この成果について、博士前期課程の植田君に講演してもらいました。彼にとって初めての英語による口頭発表でしたが、非常にわかりやすく簡潔に研究成果の要点を報告してくれました。彼自身の熱心な練習の賜で、色々な面で良い経験になったと思います。プラズマと情報処理という異分野間の交流はまだ始まったばかりです。拙速に成果を求めず、じっくりと成熟させていきたいと思います。

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英語での口頭講演に望む植田君


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(会議)The Sixth International Conference on Inertial Fusion Sciences & Applications
(出張場所)InterContinental Hotel in San Francisco
(報告者)植田 達
(同伴者)西村 博明, 藤岡 慎介, 山本 則正, 田辺 稔
(出張期間)2009年9月6日 - 2009年9月11日

(出張概要カリフォルニア州サンフランシスコにて国際会議(The Sixth International Conference on Inertial Fusion Sciences & Applications,IFSA)が開催されました。発表の際には、言語の壁がありましたが、何度も聞き直したり言い直したりして何とか議論することが出来ました。他の研究者の発表も、最先端の研究ばかりで理解の難しいものが多くありましたが、今後の研究の参考に出来そうな研究も多数あり大変参考になりましたまた、来年核融合点火予定の「National Ignition Facility」の見学ツアーでは世界最高レベルの研究施設を見学することができ大変刺激を受けました。 会議の合間にはサンフランシスコ観光を楽しむこともできました。特に、サンフランシスコジャイアンツの野球観戦では、日本とは異なるアメリカ独特の雰囲気を味わうことが出来ました。旅費は研究費によって全額サポートして頂き、自己の負担なしに会議に参加させて頂きました。このような貴重な機会を与えて下さった先生方に大変感謝しています。ありがとうございました。


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(左)ポスター会場
(右)バンケットのひとコマ


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(左)野球観戦
(右)ゴールデンゲートブリッジ


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(会議)36th European Physical Society Conference on Plasma Physics
(出張場所)ブルガリア共和国、ソフィア市
(報告者)藤岡 慎介
(出張期間)2009年6月28日 – 2009年7月5日

(出張概要)欧州物理学会(European Physical Society, 以下EPS)の第36回プラズマ物理会議がブルガリア共和国の首都ソフィア市にて開催されました。EPSはヨーロッパの物理学者達が加盟する学会で、アメリカ物理学会に次ぐ規模を誇っています。共通言語は英語とされ、各国から集まった研究者が議論を行いやすい環境が作られています。私は招待講演者として”Laboratory spectroscopy of silicon plasmas photoionized by mimic astrophysical compact object”という題目で講演を行い、大変好評でした。JETと呼ばれる著名なトカマク装置がイギリスあり、またITERがフランスに建設されることから、ヨーロッパでは磁場閉じ込め核融合が主流です(日本も同様)。レーザープラズマは少数派ながら、Nature, Science等に次々と成果を発表しており、存在感を示しています。今回もレーザーによって電子をGeVにまで加速、レーザー照射で発生する高圧を利用した固体水素の研究、核融合基礎実験などの様々な成果が報告されました。

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(左)会議場の風景
(右)ブルガリア料理(白インゲン豆とスペアリブの煮込み)


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(会議)SPring-8次期計画2019シンポジウム〜光科学の明日〜
(出張場所)東京ステーションコンファレンス
(報告者)藤岡 慎介
(出張期間)2009年6月18日

(出張概要)播磨にはSPring-8と呼ばれる世界最大規模の放射光施設(巨大なX線源)があります。この施設を使って医療、バイオ、ナノテク、半導体産業、基礎科学などの幅広い研究が行われ、全国各地の多くのユーザーが利用しています。今年度から、この施設のアップグレードの検討が始まり、アップグレードによって開かれる新しい科学研究について議論が行われています。私は「SPring-8次期計画によって開かれる高エネルギー密度科学の展望」と題し30分のレクチャー講演を行いました。我々が大型レーザーを用いて実施している高エネルギー密度科学研究が、次期SPring-8とコンビを組むことで、どんな展望が開けるのかについて講演しました。私の他にも9件の発表があり、色々と勉強させて頂きました。懇親会では色んな世代の方とお話することが出来、非常に貴重な経験をさせて頂きました。

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(左)シンポジウム風景
(右)講演の様子


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(会議)レーザー宇宙物理実験に関する共同研究打ち合わせ
(出張場所)中国科学院・物理学研究所 北京・中国
(報告者)藤岡 慎介
(同伴者)西村 博明、山本 則正
(出張期間)2009年6月10日 - 2009年6月12日

(出張概要)我々の研究室では、中国科学院及び韓国原研と連携して、X線天文学に関係したレーザー宇宙物理研究を実施しています。今回は中国科学院の光物理重点実験室を訪問し、2009年2月に激光XII号レーザーを用いて取得した実験データの解析結果と理論的な解釈について議論を行いました。二日目は2010年2月に行う共同実験での計測器配置やターゲット設計について詳細な議論を行い、加えて我々の研究成果を紹介するセミナーも開催しました。バラエティー溢れる中華料理を楽しむことも出来ました。

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(左)研究室前での集合写真
(右)万里の長城の雄大な風景


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・イベント 2009





(イベント)PXS送迎会
(日時)2010年3月24日
(報告者)松岡 祐司

田辺さん,植田さんの送別会と長畑君の歓迎会を行いました。送迎会は和というお店で行われ、海鮮料理やアワビなどおいしくいただきました。
卒業されるお二人とも大変お世話になりました。お二人の指導のおかげで随分成長したように感じます。お二人ともお疲れさまでした、社会に出ても僕たちのこと忘れないでください。
最後に、PXSへようこそ長畑君。これから一緒に実験頑張りましょう!!!



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(左)アワビ
(右)送迎会風景


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(イベント)2009年度ILEさよならパーティ
(日時)2010年3月12日
(報告者)大平 真司

今年、レーザー研を卒業、退官される方々のお別れパーティが催されました。今年は43名の方々がレーザー研を卒業、退官されました。その割に、参加者はそれほど多くもなく少し寂しい気もしましたが。。。
 PXSグループからも田辺さんと植田さんが卒業されました。お二方とも実験や研究室生活等で非常にお世話になり、僕にとって常に頼りがいのある、あこがれの方々でした。春から新しい社会人生活が待っていますが、レーザー研で学んだことを生かして社会でもリーダー的存在になって下さい。また時々顔を出しに来て下さいね。
 最後になりましたが、核融合研究において顕著な業績を上げた方々に贈られる「レーザー核融合研究奨励賞」に田辺さんが選ばれ、有終の美をおさめられたのではないかと思います。



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(左)賞を受賞された田辺さん(一番左)
(右)植田さん(左)とセンター長


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(イベント)PXS忘年会2009
(日時)2009年12月22日
(報告者)植田 達

「ふぐ&かに三昧」をテーマにPXS忘年会2009を実験統括室にて開催しました。今回は、私が下関出身ということでふくを用意させて頂きました。下関では、“ふぐ”は“不遇”に通じることから、縁起を担いで“ふく(福)”と呼ばれます。この日のメニューは、てっちり鍋、てっさ(ふくの刺身)、かにすき鍋、すしです。PXSグループではよくあることですが、誰も写真を撮っていなかったためてっさの残骸をご紹介します。 食事の後は、みんなでWii大会をしました。スーパーマリオやマリオカートなどをしましたが、中でもおもしろかったのが懐かしのシューティングゲーム「グラディウス」です。私(1985年生まれ)は、知らなかったのですが少し上の世代の方達の中では知らない人のいない程の大ヒットゲームだったようです。1stステージをクリアーするのが精一杯でしたが、大盛り上がりでした。
(後日談) 藤岡先生が家でグラディウスをやってみたそうなのですが、全然面白くなかったそうです。あの時はあんなに盛り上がったのに…。不思議ですね。。。



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(左)てっさの残骸
(右)忘年会風景


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(イベント)熊野古道参詣
(日時)2009年10月10・11日
(報告者)藤井 雄太

一泊二日でPXSメンバーと計算機室の谷口さん、産業連携推進室の奥村さんで熊野古道へ旅行に行きました。一日目は中辺路を通って熊野本宮大社へ参詣しました。道中は、たくさんの自然を鑑賞でき、地元の方々に土地に関することを教えていただき、満足のいくものでした。後に、湯峰温泉で疲れた体を癒し、一泊しました。二日目は、大日越という路で熊野本宮大社に戻り、熊野川下りをしました。前週に台風がきた影響で、川が濁っていましたが、それでもなお川下り中の風景は絶景でした。特に世界遺産ということで、川下りしている最中には一本も橋が見えないようにしており、世界遺産を保存する姿勢が伺えました。大自然を十分満喫できた旅行でした。



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(左)熊野古道頂上
(右)熊野川下り


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(イベント)大島さん送別会&張さん歓迎会
(日時)2009年8月28日
(報告者)大平 真司

今月いっぱいでPXSグループを出て行かれる大島さんの送別会と、新しく中国から研究員としてこられた張さんの歓迎会が「栄ちゃん」で行われました。他のグループの人や本日まで共同研究でレーザー研に来られていた九大の方々も参加し、大変楽しい会となりました。お酒がセルフサービスであったり、厨房からおにぎりが飛んでくる(!) など、いつもとはひと味違う居酒屋を楽しみました。
最後になりましたが「大島さん、これからも頑張って下さい!」

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(左)おいしい魚
(右)お疲れ様、大島さん&Welcome張さ



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・NEWS 2009




(受賞名)日本物理学会 第四回 若手奨励賞
(受賞者)藤岡慎介助教
(表彰機関)日本物理学会 第二領域
(受賞日)2010年3月20日

(受賞内容)3月20日から23日に開催された日本物理学会 年次大会において、藤岡 慎介助教の若手奨励賞受賞式及び受賞講演が行われました。受賞理由は、「藤岡氏は、高出力レーザーを用いた高輝度なX線源を用い、高効率が求められる産業応用としてのEUVリソグラフィ用光源開発において、質量制限ターゲット手法を提唱し、実用化レベルでの清浄度の高い光源開発を達成している。また、これまで達成し得なかった500 eVという高輝度X線源を、核融合研究で用いられてきた爆縮手法を用いて生成させ、天体現象で観測されている強い非熱平衡光電離状態を実験室で生成できること実証した。」ことです。「レーザー生成高輝度X線を用いた新しい研究分野への展開研究」と題して受賞記念講演が行われました。

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(左)受賞式の様子
(右)賞状


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(会議)レーザー研シンポジウム2009
(受賞名)第三回大阪大学近藤賞
(受賞者)藤岡慎介助教
(表彰機関)大阪大学
(受賞日)2009年4月23日

(受賞内容)藤岡慎介助教が,第3回大阪大学近藤賞の科学賞を受賞されました.受賞式は平成21年4月23日の大阪大学銀杏会館で行われました.受賞理由は,「プラズマ分光,特にレーザープラズマ極端紫外光応用に関し、その分野で不可欠であり、高い精度のスズのオパシティを実験的に決定し,EUVリソグラフィへのレーザーエネルギー応用の大きな貢献したため」です.(報告 田辺稔)

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表彰式の様子(左)藤岡助教


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(会議)レーザー研シンポジウム2009
(受賞名)レーザー研シンポジウム 第一回ベストポスター賞
(受賞者)田辺 稔君
(表彰機関)レーザーエネルギー学研究センター 共同研究専門委員会
(受賞日)2009年4月24日

(受賞内容)4月23日と24日に開催されたレーザー研シンポジウム2009-平成20年度共同研究成果報告会-において、田辺 稔君がベストポスター賞に選ばれました。田辺稔君は「低密度二酸化チタンナノファイバーコットンターゲットを用いた高効率X線源の開発」という題目でポスター発表を行い、その発表内容、発表に対する姿勢が高く評価され、栄えある第一回ポスター賞の受賞者となりました。今回の受賞を励みに、更に研究に邁進します。との熱い決意が受賞挨拶にて語られました。(報告 藤岡慎介)

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表彰式の様子(左)田辺稔



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