(会議)
(出張場所)愛媛大学
(報告者)鵜篭 照之
(参加者) 西村 博明, 羽根一嘉, 鵜篭 照之 (出張期間)2012年9月11日~9月12日

(出張概要)

愛媛大学・松山大学で開催された第73回応用物理学会学術講演会へ参加して来ました。会場では、シンポジウム「高強度XUV〜X線ビームの発生とその応用」にて羽根さんと私の2人が発表を行いました。今回が初めての学会ということもあり緊張しましたが、他の参加者の方々から自分の研究について客観的な意見を頂くことができたり、関連研究についての発表を聴くことができたりと、大変勉強になりました。また、私の出身も松山であるため、久々に帰省することができて良かったです。

写真1 愛媛大学正門にて


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(会議)39th European Physical Society Conference on Plasma Physics & 16th International Congress on Plasma Physics出張報告
(出張場所)スウェーデン・ストックホルム市
(報告者)藤岡 慎介
(出張期間)2012年7月2日~7月6日

(出張概要)スウェーデン・ストックホルム市で開催された第39回欧州物理学会プラズマ会議と第16回国際プラズマ物理会議に参加しました。私は、「The physics of high energy density plasma generated with high-power laser」と題して、木曜日の朝にプレナリー講演を行い、我々が得た研究成果を幅広く講演しました。講演の評判は大変良く、多くの人から質問や議論を頂きました。ストックホルムの人口は80万人程度で、それほど大きな町ではありませんが、ノーベル賞授与の町として有名です。王宮がある旧市街地は石造りの建築物が沢山残されており、美しい町でした。





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・学会 2011

 

(会議)平成24年春応用物理学会連合講演会
(出張場所)早稲田大学
(報告者)羽根 一嘉
(出張期間)2012年3月15日〜17日

(出張概要)早稲田大学で開催された応用物理学会に参加して来ました。発表は16日でしたが、勉強や意見交換を兼ねて3日間の参加でした。初めての学会発表で緊張しましたが、自分の研究についてうまく伝えることができたのではないかと思っています。しかし、質問にはうまく答えることができず、まだまだ勉強不足であることを痛感しました。また、周りの方の発表を聴くと、研究に対するモチベーションが上がりました。  会場には私と近い研究をされている筑波大学の牧村先生がおられ、私の研究の実験手法に関してヒントを頂くことができました。ありがとうございました。



写真1 早稲田大学にて撮影



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(会議)Inertial Fusion Science & Applications (IFSA2011)
(出張場所)フランス ボルドー市
(報告者)藤岡 慎介
(出張期間)2011年9月11日~20日

(出張概要)2011年9月11日から9月18日の間、フランスのボルドー市の会議場にて開催された”Inertial Fusion Science & Applications(慣性核融合科学とその応用研究に関する国際会議)”と、その翌週9月19日と9月20日にボルドー大学にて開催された”Alternative Ignition Workshop(非主流の核融合点火方式に関する作業会)”に参加しました。レーザー核融合などの慣性核融合研究を話題の中心とした会議としては最も大きいもので、二年に一回開催される会議です。約500名の研究者が集まり、最新の成果発表が行われました。会議で発表された成果に関する詳しい事はプラズマ核融合学会誌に掲載致します(オンライン版は無料で閲覧可能)ので、興味がある方はそちらをご覧下さい。 会議は毎日朝8時半から夕方5時半まで行われ、会議終了後は海外の研究者との共同研究者との共同研究に関する打ち合わせも行われました。月曜日にはP. Nicolai氏(仏国)と日仏露で行っている「低密度フォームを用いた流体不安定性研究」に関する打ち合わせを行い、その後、河川近くのレストランでフランス料理を頂きました。写真は食事会の様子です。火曜日はD. Batani氏(仏国)と日仏米で行っている「高速点火の高速電子の輸送に関する共同研究」の打ち合わせを行いました。 時差ボケで寝不足気味なのに加えて、会議と打ち合わせと食事を終え、ホテルに戻ってくるのは毎日11時半ぐらい、非常にタフな10日間でしたが、論文だけでは分からない最新の成果を一気に収集できて大変有意義な会議でした。



写真1 共同研究の打ち合わせを行った後、ボルドー市内の有名なレストラン”FERNAND”で食事会を開いて頂けました。日本から4名、フランスから4名、ロシアから1名の研究者が参加しました。平日にも関わらずお客さんで一杯でした。



写真2 ボルドー市はワインが有名ですが、海が近いので海産物も豊富です。オードブルに生牡蠣を頂きました。



写真3 私が頼んだコースに入っていたエスカルゴのスープ煮込み。トマトベースにベーコンの味が良く利いた、大変おいしいスープでした。あまりにおいしかったので、味噌汁のようにスープまで飲み干すと、フランス人にこれはスープを飲まない料理だと笑われました。メインディッシュには鴨のローストを頂き、デザートにはイチゴパフェを頂きました。ワインは赤を二種類、白を一種類頂きました。


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・イベント 2011




(イベント)激光XII号を使った実験に多数の共同研究者
(日時)2011年9月11日~20日
(報告者)藤岡 慎介


2011年12月14日から激光XII号レーザーを用いた共同実験がスタートし、国内外から多くの共同研究者の方が参加されています。1月23日〜1月27日は、九州大学大学院総合理工学府先端エネルギー理工学専攻の中島研究室から、山本直嗣准教授と7名の学生が「レーザー核融合ロケットの原理実証実験」に参加されました。1月30日から2月3日は、中国科学院のDong先生と韓国原研のRhee先生と学生3名が「大エネルギーレーザーを用いた光電離プラズマ実験」に参加しました。2月6日から2月10日は、フランス・ボルドー大学のNicolai先生とOlazabal先生が「レーザー爆縮における流体不安定性の抑制」実験に参加されました。
西村研究室の学生も実験に参加し、他大学の学生及び外国の研究者との交流を通じて、経験を積むことが出来たと思います。



写真1 九州大学グループとの打ち合わせ



写真2 実験終了後の打ち上げの写真




写真3 Nicolai先生及びOlazabal先生とレーザー制御室にて撮影




border (イベント)PXS学生旅行
(日時)2011年9月23日(金)・24日(土)
(報告者)三宅 正知

 一泊二日でPXS学生メンバーで岐阜県白川郷へ旅行に行きました。一日目は白川郷合掌造り集落を散策しました。周囲を山に囲まれ大小様々な合掌家屋があり、集落が一望できる展望台からの眺めは格別でした。温泉(白川郷の湯)で疲れを癒し、合掌造りの宿で一泊しました。宿では地元ならではのおいしい料理をいただきました。空気が澄んでおり街灯もなく夜にはプラネタリウム並みの星空を見ることができ幻想的光景でした。二日目は午前中に白山スーパー林道(石川県と岐阜県を結ぶ標高600m~1,450m、全長33.3km、巾員6.5mの完全舗装された有料道路)をドライブしました。道は山の斜面を縫うように絶壁にありますが、標高が高くなるにつれ眺望は開け、周囲の景色をパノラマ展望できました。午後からは長良川でラフティングを体験しました。先日の台風で少々増水しており、流れもいつもより勢いがあるとのことでしたが、逆にスリル満点で面白く、まさに自然のジェットコースターでした。途中途中でウイリーや飛び込み、シーソーなどを交えながらゴール地点に向かいました。二日間を通したくさんの自然や文化に触れることができ大変有意義な旅行となりました。


写真1(左): 白川郷合掌造り集落(展望台より)
写真2(右):集合写真(展望台にて)


写真3(左):晩御飯(宿にて)
写真4(右):白山スーパー林道(白川郷展望台より)


写真5(左):集合写真(ラフティングにて)
写真6(右):ラフティングの様子






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(イベント)院試お疲れ様会
(日時)2011年8月26日
(報告者)石原 和大

8月22、24両日にあった院試が終了したので大阪の曾根崎にある「どさんこビアホール」で、PXSグループと、共同実験でレーザー研に来られていた九州大学の研究グループの方々を交えて院試お疲れ様会を行いました。おいしい料理とお酒で院試の疲れも忘れることができ、またこれから始まる本格的な卒業研究の始まりのいいきっかけとなりました。


左からB4の三宅くん、鵜籠くん、石原






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(イベント) フランスの高強度レーザー応用研究者から共同研究者来訪
(日時)  2011年5月25日〜2011年5月27日
(報告者) 藤岡 慎介

フランスの高強度レーザー応用研究所(Centre Lasers Intenses et Applications)から、Philippe Nicolai博士とMarina Olazabal博士が共同研究の打ち合わせのため来訪しました。両博士とはレーザー核融合エネルギーにおける、流体不安定性の抑制、エネルギー輸送の研究を協力して行っています。互いの研究成果の情報交換、今後の共同研究の計画について三日間をかけて議論しました。写真のメンバーに更に二名加わって行った和食居酒屋での懇親会は大変盛り上がり、今度はボルドーでの再会を約束して分かれました。



左から藤岡、Olazabal博士、Nicolai博士、砂原さん




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(イベント) PXSお花見
(日時)  2011年4月13日
(報告者) 大平 真司

今年も毎年恒例のお花見の季節となりました。非公式行事だったのですが40名程度の実験系、理論系の皆さんが集まって下さり、春らしい心地よい風が吹く中、普段はあまり話す機会のない方々とも話せて非常に楽しいひとときを過ごす事が出来ました。PXSの羽根君、波元君には準備、手配を中心となって行ってくれて本当に感謝します。お疲れさまでした。今回は酒の肴が美味しすぎて写真を撮る前に食べてしまいましたが、お寿司の残りをアップします。。。すみません。。



(左)実験系の皆と
(右)美味しいお寿司です♪






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・NEWS 2011



(受賞名)平成23年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞受賞
(受賞者)藤岡慎介助教
(受賞日)2011年5月13日

(受賞内容)PXSグループの藤岡慎介助教が「レーザー生成高輝度X線源の幅広い分野 における応用研究」の業績により平成23年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しました。本研究成果は、高出力レーザーを利用した新産業、エネルギー開発、基礎科学の発展の基礎になると期待されています。対象となった5編の主要論文のうち3編は激光XII号レーザー装置で得られた成果です。大型レーザー装置の運転・維持、ターゲットの製作・組立、プラズマ計測及び実験遂行に関わられた全ての方々に改めて感謝の意を表すると共に、今後は世界一の強度を誇るLFEXレーザー装置で顕著な成果を一刻も早くあげることを目指し精進を続けていきたいと意気込んでいます。


大阪大学総長室で行われた受賞伝達式


表彰状


記念の銀メダル





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