大阪大学 レーザー科学研究所

開催報告REPORT

上海光机所との合同セミナー報告

2024年4月18日、中国科学院(CAS)の上海光学精密機械研究所 (上海光机所/SIOM)と大阪大学レーザー科学研究所(阪大レーザー研/ILE)の合同セミナーが当研究所にて開催されました。

SIOMは、レーザー科学技術を専門とする研究所としては中国で初めて1964年に設立され、10PW・100PWなどの超高出力レーザー開発に代表される「大規模レーザー工学・技術」に加え「レーザーおよびオプトエレクトロニクス応用」の開発に焦点を当てています。これまでSIOMとILEは、四半世紀以上の長きに渡り学術交流を続けてきました。SIOMでは研究者、学生、その他の従事者など総計3千名を超える人々が働いており、現在、科学技術論文の 3 つの出版指標において中国の国立研究機関のトップクラスにランクされています。

当日のセミナーでは、最近のレーザー開発と応用研究に関して、SIOMから3名、ILEから2名の合計5名のスピーカーによる発表と共に活発な質疑応答がありました。また、本年7月には、両研究所の学術交流の更なる深化に向け(継続)学術協定(MOU)が締結される運びであり、同締結式には中国科学院(CAS)の院長が直々に随行団一行と共に当研究所に来訪する予定です。

写真左から)Jin Yunxia教授、Li Zhaoyang教授,、児玉所長、Peng Yujie教授、Lu Xiaoming教授、村上匡且教授

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