筑本研究室、EXPO 2025 TEAM EXPOパビリオンに出展
2025年5月18日、夢洲で開催中の大阪・関西万博(EXPO 2025)のTEAM EXPOパビリオンにおいて、大阪大学レーザー科学研究所 筑本研究室がブース展示およびステージ発表を行いました。
本展示は、「TEAM EXPO共創チャレンジ」の活動の一環として、
テーマ名:「空中表示と映像演出で創る『安心・感動』の超スマート未来社会」
チーム名:「大阪大学レーザー科学研究所 筑本研究室」
として出展し、フューチャーライフ・ヴィレッジパビリオン群の中庭に面した屋外展示場ユニット(TE1)にて開催されました。
展示ブースでは、テーマ紹介映像を上映する32インチモニターを組み込んだ段ボール製の什器を設置。また、ビーム走査型レーザープロジェクタ、空中スクリーン、ドローンを用いた3種類のレーザー空中表示のデモンストレーションも実施しました。
中でも、1台のプロジェクタから直列に配置した複数スクリーンに投影するフォーカスレス方式により、表示位置にとらわれず自由に映像投影が可能であるという、ビーム走査方式の特長を強く印象づけました。
さらに、プロジェクタと同じ可視光レーザー光源を用いたLiDARによる3次元像のデモも披露しました。将来的には、これらをIoT照明ステーションとして一体化することを視野に入れており、空中表示におけるレーザー技術の有用性と、可視光レーザー走査技術の多機能性を幅広くアピールする展示となりました。