大阪大学 レーザー科学研究所

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国際原子力機関(IAEA)および文部科学省の関係者が当研究所を訪問

2025年6月19日、IAEA(国際原子力機関)より Sayed Azhar Husain Ashraf 氏(事務局長上級科学顧問)、金子 智雄氏(事務局長特別補佐官)、ならびに文部科学省より研究開発局研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付の4名の皆様が大阪大学レーザー科学研究所を訪問されました。

 

はじめに、当研究所の兒玉了祐所長より、研究所の概要やレーザーフュージョンエネルギーの実現に向けた最新の研究成果についてご説明しました。特に、文部科学省が策定する「学術研究における大規模プロジェクト推進の基本戦略(ロードマップ)」において国家的重点プロジェクトとして位置づけられている「J-EPoCH」および、レーザー高速点火による高効率な核融合点火を目指す「FIREX-NEO」の進捗をご紹介し、次世代エネルギー開発におけるレーザー核融合研究の重要性についても詳しくお伝えしました。

続いて、副所長の重森啓介教授の案内のもと、当研究所が有する大型レーザー装置を見学いただきました。ご来訪の皆様には、当研究所の最先端の研究環境と設備をご覧いただき、活発な意見交換が行われました。

今後も当研究所では、国内外の関係機関との連携を深めながら、持続可能なエネルギー社会の実現に向けた研究・開発を推進してまいります。

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