大阪大学 レーザー科学研究所

レーザー研についてOVERVIEW

千德 靖彦 教授

極限状態の物理を探求

強力なレーザーを物質に照射することで作り出される「高エネルギー密度状態」という極限状態は、星の内部の物理との関連性や核融合の可能性などから興味深い研究対象です。しかし高エネルギー密度状態はとても複雑で、実験して得られるデータだけでは何が起こっているかよくわかりません。そこでコンピュータ上に仮想の実験空間を作り、シミュレーション(模擬実験)して、現象を解き明かす研究をしています。正確なコンピュータモデルの構築には物理学の知識だけではなく想像力が大切です。また最新のスーパーコンピューターを活用する意欲も必要です。一緒に研究をしてみませんか?その先には世界の研究者との厳しい競争が待ってます。でも競い合うだけでなく、海外の研究者とも一緒に研究を行ったり、お互いの成果を議論し切磋琢磨することで、あなたの世界は大きく広がることでしょう。

千德 靖彦(せんとく やすひこ)

千葉県立薬園台高校卒。
慶應義塾大学理工学部、同大学院修士課程修了。(株)三菱総合研究所で5年勤務のち大阪大学工学研究科に入学し99年に工学博士。2002年から渡米しGeneral Atomicにて研究員、2003年からネバダ州立大学リノ校物理学科にて助教授、准教授、終身在職権付き教授を経て2016年より大阪大学教授。ネバダ時代は釣りに熱中。

理学研究科物理学専攻

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