大阪大学 レーザー科学研究所

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泰山会50周年記念事業

泰山会50周年記念シンポジウム開催報告(令和4年5月2日)

ゴールデンウイーク真っ只中の5月2日、本年度レーザー科学研究所創立50周年を迎えるにあたり、当研究所の同窓会組織「泰山会」主催による記念シンポジウムを開催致しました。

シンポジウムは二部構成で行われました。第一部は「レーザー共創コアリッション講演会」と銘打って、銀杏会館にて大学、企業、研究所の立場から5名の方々にレーザー技術並びに応用に関するこれまでの成果や今後の展望をご講演いただきました。

<講演会プログラム> *敬称略

泰山会会長挨拶 中井 貞雄 名誉教授

講演1 「レーザー研の不易流行」 兒玉 了祐 所長

講演2 「情報化社会、Beyond 5G に向けたテラヘルツ技術の進展」 中嶋 誠 准教授

講演3 「未来の燃料技術が拓くサステナブル社旗への貢献」 山ノ井 航平 助教

講演4 「レーザー技術が拓く明日 〜我が社とコロナとレーザーと〜」  山本 靖則 泰山会幹事長(島津製作所)

講演5 「レーザー核融合研究と新産業技術」 井澤 靖和 レーザー総合研究所所長

 

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冒頭、中井会長の開会挨拶では、1963年の電気工学科山中研創立以来のレーザー開発と核融合研究を中心とした研究成果の概要が紹介されました。

 

会場(銀杏会館三和銀行ホール)には、感染防止に配慮した許容人数ギリギリの108名の同窓生の方々にご出席いただき、それぞれが活躍した時代を懐かしむと共に、今後のレーザー応用技術の展望に新たな共創コアリッションの可能性を見出していただけたのではないかと考えております。

 

(左) 中井 貞雄 泰山会会長 (右)兒玉 了祐 所長

(左) 中島 誠 准教授 (右)山ノ井 航平 助教

(左) 山本 靖則 泰山会幹事長 (右)井澤 靖和 レーザー総合研究所所長

 

第二部では、レーザー研にて「泰山会記念碑お披露目・実験室見学会・交流会」が行われました。
まず、創立50周年を記念して整備されたL棟前に新たに設置された記念碑「プロメテウスの鎖」の除幕式が行われました。
その後、参加者全員による記念撮影を行いました。

(左) 除幕式の様子 (右)記念碑「プロメテウスの鎖」の前で撮影

研究棟大ホールに移動して行われた交流会では、名誉所長3名と各世代から5名の方々にスピーチをいただきました。その後、施設見学やご歓談いただき、自由解散とさせていただきました。

今回はコロナ感染に配慮して、飲食を伴う懇親会は実施できませんでしたが、交流会として世代を隔てた同窓生間の情報交換・親睦を図ることができたと思います。

進行の不手際などあったかとは思いますが、本会が予定通り実施できましたこと、ご参加、ご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。​

なお、企業の方を中心としたレーザー研NEXT50のイベントを来年春に向けて企画しておりますので、近付いて参りましたらHP等でお知らせさせていただきます。

泰山会50周年記念シンポジウム担当 中井 光男
泰山会総務幹事 坂和 洋一

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