近藤賞
対象分野
レーザー工学、光量子ビーム科学、高エネルギー密度科学、レーザー核融合科学および関連するレーザー科学分野
応募資格
国内外の学術誌等に公表された論文、著書、その他の研究業績により学術上特に優れた成果を上げたと認められる者のうち、以下の条件を満たす者です。特に国籍は問いませんが、我が国のレーザー科学の発展に貢献したことが認められるものが対象となります。
(1)技術貢献賞
顕著な技術を完成させレーザー科学の発展に貢献した1名もしくは複数の技術者
(年齢は特に問いませんが、現職であることが望ましい。)
(2)論文賞
受賞年度(2024年3月31日現在)において満40歳未満であること
(ただし、出産、育児休暇により研究を中断するなどの事情があった場合は、年齢制限を42歳未満まで緩和できるものとします。)
審査方針
(1)技術貢献賞
我が国におけるレーザー科学の研究環境向上などを含め、レーザー科学の基盤技術を支えてきた技術者に対し、その貢献をたたえ、一層の技術進歩を当該分野が期待している証として与えるものとします。選考委員会において以下の項目などを参照の上、審査を行います。
- 技術成果の他分野への波及効果
- 技術向上の当該分野へのインパクト
- 当該技術向上への本人の寄与(複数名が関与する場合)
- 技術成果等についての公の紹介記事など
- 技術報告書、成果をまとめた記録等
- 推薦文
(2)論文賞
我が国におけるレーザー科学の研究に顕著な貢献のあった国内外の若手研究者に授与します。選考委員会において以下の項目などを参照の上、審査を行います。
- 学術論文、学会講演、国際会議講演などの発表状況
- 研究の独創性、将来性、分野へのインパクト
- 当該研究における本人の寄与(注:共著者がいる場合、グループ研究・プロジェクト研究である場合は個人の寄与を測るように留意)
- 他分野への波及効果や情報発信
- 分野への貢献(注:学会活動や分野交流の状況なども留意)
- 推薦文